5月になりました。夕方になってそれに気づきました。しかし、そのための詩を書いていない私。どうしよう。しかしここは冷静になれ、と自分を鎮めて考えてみたところ、『詩人会議』5月号に出した詩はまだ「今月の詩」に出していないことに気づきました。よかったぁ。
この詩は同誌5月号の特集「子どもたちへ、希望の言葉を」に依頼されたものです。はたしてこれが「希望の言葉」となるかははなはだ疑問ながら何とかひねり出しました(いま突然気づく。それって4日後にやってくる「子どもの日」にからめていたのね)。
この詩はパソコンが壊れていた時にノートに自筆で書いては消しゴムで消し…とやっていたもので、短時間にヘンに懐かしいものとなっていました。
ところでなぜ私は「5月の詩」をころっと忘れていたのか。いろいろなことが一段落したら次の詩集の準備をしようと思っていて、一応まとめていたのでそちらに頭が行ってしまっていたのである。ほぼ中身はまとまった。そうこうしている間に印刷所から「今日、『冊』67号を宅配便にて発送しました」とメールが来た。5月15日が刊行日なので、かなり頑張って作ってくれたともいえるが、送ってしまって自分たちはゆっくり連休を楽しもうという魂胆ともとれる。そして上手は連休中に発送でも何でもして働け、というのであろう。上手は一年中、休みだからと。しかし娘だって帰省するし私にも五月の連休は存在するのだ!とメーデーの日に寂しく吠えている私であった。おっと、メーデーの詩ではなく子どもの日の詩です。
ちなみに「二」の付くタイトルの詩はこれが最後になります。「二」の詩集が出るので、これからは普通のタイトルにやっと戻れるのだ。
http://kamitelyric.web.fc2.com/month-poem-latest.html
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