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2018年05月14日06:40

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上下と下上

 日本人の姓で漢字の上下を入れ替えても姓として成り立つものは多いですが、そこで軸になる漢字として「田」はどうだろう、と思いつきました。
 すぐ思いつくのでは……「岡田/田岡」「上田/田上」「神田/田神」「城田/田城」「代田/田代」「中田/田中」「田坂/坂田」「尾田/田尾」……もっともっとあります。
 ところで「田」よりももっと多くこんな例が出せそうな漢字って、どんなのがあるでしょう? 「川」や「山」かな?

【ただいま読書中】『イップス ──魔病を乗り越えたアスリートたち』澤宮優 著、 KADOKAWA、2018年、1500円(税別)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4041059283/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4041059283&linkCode=as2&tag=m0kada-22&linkId=042b6ca708ca77e7f7c767fe6097035a
 「イップス」という言葉を私が初めて知ったのは1980年代、ゴルフの世界で「手が痺れてショートパットも失敗するようになる“病気"」としてでした。しかしこの“病気"はゴルフ以外でも蔓延しているのだそうです。ただ、アスリートは自分の弱点を人に知られることを好みませんから、黙って克服しようとし、それに失敗した人はその世界から消えていきます。本書ではそれをカミングアウトした人(岩本勉(日ハムファイターズ・投手)、土橋勝征(ヤクルトスワローズ・内野手)、森本稀哲(日ハムファイターズ・外野手)、佐藤信人(プロゴルファー)、横田真一(プロゴルファー))について細かく“症状"と対策を挙げて「イップス」の分析を試みています。
 ところがこれが一筋縄ではいきません。
 イップスの原因として考えられるのは……「メンタル」「癖」「肉体的なもの」「技術」などスポーツに関わるほとんどすべての要素があり得ます。だから対策は各個人で異なるものになります。本書でも「イップス克服の成功例」はあるのですが、それがそのまま他人に有効であるかは不明です(というか、たぶん他人には無効だろう、と私には感じられます)。たとえば「手首が異常に強くてボールを投げるときにフォームのバランスが狂っている人」に「根性を鍛える」や「猛練習」は無効であることは簡単にわかります。
 私自身はこれまでにいろいろやったスポーツでイップスに悩まされたことはありません。たぶん、「イップスで悩むレベル」のはるか手前のレベルにしか到達していなかったからでしょう。それは、幸いなのか不幸なのか、もしかしたらその両方かもしれません。


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