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2017年10月23日06:38

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ふるさと投票

 私の選挙区の候補者は、なんとも“面白くない(当落が最初から決定的な)”ラインナップだったので、投票意欲が減退してしまいました(投票日は仕事だったので、期日前投票はしましたけどね)。税金の「ふるさと納税」と同様に、「自分が選んだ他の選挙区に投票できる」なんて制度は無理でしょうか? 「1票」が無理なら「半分ずつ」でも良いんですけど。国政選挙だから「日本の政治家」で応援したい人もいるんですけどね。

【ただいま読書中】『鰻のたたき』内海隆一郎 著、 光文社、1993年、1456円(税別)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4334725023/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4334725023&linkCode=as2&tag=m0kada-22&linkId=17623b4955533bf9a561c5a56bcf1ad4
目次:「鰻のたたき」「板場の水」「赤い煉瓦」「正月前後」「親ゆずり」「朝の定食」「ポテトサラダ」「山菜摘み」「乳母がわり」「大事な客」

 小さな飲食店を舞台にした人情話の短編集です。店と登場人物は作品ごとに変わりますが、共通しているのは、カウンターが店内にあることと、何か欠落したあるいは崩壊しかけた家族が常に“背景”に存在していること。まあ、何の問題もない家庭を材料にしたら人情の出番は難しくなるからこれは仕方ない事情でしょうが。
 美味しそうな料理も次々登場します。私が食べたいと思ったのは、(松江の)鰻のたたき、絶品のポテトサラダ、朝摘み山菜の天麩羅。
 一番心に残った「人情」は、単身赴任のサラリーマンが「居場所」を求めて集う店の店主が、いつかは東京に帰っていく人たちに対して抱く心情でした。こういった市井の人情話は、日本の文学では一種の「定番」なのでしょうが、料理と同じで、定番には定番の良さがやはりあります。


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