イタリアのスーパーカーにイソ・リヴォルタというのがありました。ランボルギーニやフェラーリに比べて地味で、ハッキリ言ってどんなクルマだったか思い出せません。印象が薄い薄い!車名のリヴォルタというのはイソ社の社長の名字でイセッタを世に出した人で
電球を発明したのは誰でしょう?アメリカのThomas Edison (トーマス・エジソン)だと思いますよね。日本の竹をフィラメントに使ったと教えてもらいました。でも違うそうなんです。エエッ!という感じですが、ではいったい誰なのでしょう?それはイギリスのJos
福音館書店から「こどものとも」という絵本が出ています。その年少版にとてもマニアックな車種を取り上げているモノがあるので紹介しましょう。 平山暉彦という人が作者の「ブルブルさんのあかいじどうしゃ」という絵本です。主人公が愛猫を連れて海へドライ
2016年8月3日の本稿「0058 皮むき」で、フライドポテトやポテトチップスを作る上で大量のジャガイモの皮を剥かないといけないが、どうやっているのか?という素朴な疑問を投げかけました。イビツな形のモノですから手作業のようにも思いますが、大量ですからそ
前回冒頭で少し書いたように、純イギリスのGPレーシングカーは1920年代のサンビーム以降長らく登場していませんでした。だから、1934〜38年に17台生産された純イギリスのレーシングカーであるE.R.A.は、勝利を重ねて本稿のタイトル通り「威信を守った」イギリ
有名人が悪いことをして逮捕されても、暫くしたらシャバに出てきます。面が割れていて逃亡のオソレがほとんど無い、などの理由で保釈されるのです。別に有名人ではなくても、逃亡しないな、証拠隠滅しないな、と判断されれば保釈されますのでご安心を(笑)。そ
1920年代初頭のサンビームを最後に、イギリスのレーシングカーはGPでの不振が長く続いていました(耐久レースでは、ベントレーの1927〜30年のル・マン4連勝などがありますが)。そんな中、小型で1500ccエンジンを搭載するヴォワチュレット・クラス(現代のF2に相
日本人の50%が罹患すると言われている悪性新生物(ガン)。ボクの肉親にもコイツにやられて逝ってしまった者が何人もいます。しかし、研究が進んで新しいクスリや治療法がドンドン開発されているらしいです。難しくてよく分からないのですが、とにかくガンは治
エンジンの出力を上げるには燃焼室を小さくすれば良いですね。あるいは混合気をなるべく多く燃焼室に押し込みます。そうすると混合気がより圧縮されて爆発力が高まりますから。つまり圧縮比を上げれば良い、ということです。だから本稿0136「内燃機関」で書い
昔、ドバイに住んでいて周辺のアラブ諸国をウロウロしていた頃、移動の航空機(エミレイツ航空)で主に飲んでいたのはキャロットジュースです。ニンジンを絞っただけのモノで、身体に良い抗酸化物質が豊富だと聞いていました。だいたい甘い飲料が苦手なボクは他
2006年か2007年のことだったと思いますが、小林彰太郎さん(故人)の軽井沢の別荘に招かれたことがあります。ガレージには数台の魅力的なクルマが置かれていたのですが、目を引いたのがブガッティ・タイプ23です。この1926年式T23は大阪で土に還りかけていたモ
小学生の頃の愛読書は地図でした。世界地図。学校で配られたアレです。友達と各国の首都を覚える競争をしたりしましたねぇ(今でもほとんど覚えています)。とにかく穴が空くほど眺めたものです。世界の国々に想いを馳せて旅行したような気分に浸っていたのです
前回、特別なミニクーパーのことを書きました。文献をひっくり返して調べているうちに若い頃に乗っていたミニ(クーパーではなく、ただのミニ1000です)のことを思い出したり、無性にある映画を観たくなったりしました。その映画とは"The Italian Job(邦題「ミ
先日、知人とタクシーに乗っていて「なんか排気ガスが漏れとるようやな。臭いわ」と呟いた時です。その知人から「言葉遣いが間違っているよ」と指摘されました。ボクのツブヤキが所謂「重言」だと言うのです。重言と言えば「頭痛が痛い」「馬から落馬する」のよう
1963年5月5日、イタリア・シチリア島。タルガ・フローリオのスタート地点に見慣れたオースティン・ミニクーパーが登場しました。タルガ・フローリオには路上をトコトコ走るファミリーカーも多数参加していたので(3輪車すら)、このミニクーパーもそんな1台と思
浮彫り(レリーフ)、作ってみたことあります?ボクは中学生の時の美術の授業で「木製の箱の上面を好きなように彫刻しなさい」という課題の際にやってみて苦しんだことがあります。盛り上がっているところはいいのですが、そこ以外は均一な高さで平らに削らなく
歯科医院を営んでいる年配の知人が愛用していたアルファロメオ6Cを売却した、というニュースが飛び込んできました。そこで、戦前のアルファロメオを端的にまとめた(つもりの)本稿0088〜0092を思わず読み返し、ふとビモトーレ(Bimotore)のことを思い出しました
「犬にイカを食べさせると腰を抜かす」と言いますよね(でもない?)。アレ、本当なのでしょうか?犬はイカのタンパク質を分解できないからとか、イカにフラフラにする酵素が含まれているからとか、もっともらしい説を聞いたことがありますが「ホンマかいな?」と
モーガンのことは過去に2度書きました(0010 MORGAN AERO/SUPERSPORTS、0109 MORGAN +4+)。好きなんですねぇ、所有したことはありませんが。20年くらい前に工場を見学したことはありますけど。創業者Henry Morgan(ヘンリー・モーガン)の息子で、2003年に亡くな
ネバネバの食品って栄養タップリだそうですね。代表格は納豆でしょうか。大阪生まれの神戸育ち、生粋の関西人のボクは「納豆?あんな臭いもん食えるか!」と食わず嫌い、ハナから相手にしてなかったのですが、ある時口にしてみると旨いじゃないですか。ありゃ
前回、クルマのエンジンについて分かりやすく書いたつもりです。そうだったのか!とメッセージをくださった方もおられました。ロータリーエンジンにも少し触れましたが、NSU(エヌエスウー)スパイダーのことを書かなくちゃと思いました。ロータリーエンジン車
小学生の頃に読んだ本に、アメリカで誕生した九つ子のことが書かれていて、とても興味を持ったことを覚えています。子供に恵まれなくて苦悩したある夫妻が排卵誘発剤を使用した結果、と書いてありました。9人中6人は死産、生きていた3人も数時間後には…とい
ある人から「どうして『内燃機関』と言うのか?『外燃機関』はあるのか?」と尋ねられました。外燃機関はモチロンあります。とても身近ですが、まず意識しないモノです。色々な人とやりとりしていて気が付いたことは、内燃機関/外燃機関ついてチョッと突っ込ん
日本最大の湖、琵琶湖。世界で3番目に古い湖だそうで、関西の水瓶(淡水)です。「淡路島ができた時に琵琶湖の所が陥没したのだ。同じ形だろ」という説を子供の頃に聞いて「へー、なるほど」と感心したことがありますが(そんなワケが分からない説を誰が言い出した
サスペンション型式のひとつに「ウィッシュボーン」というのがあります。アレ、素晴らしい構造ですけど変な名前ですよね(「希望の骨」とでも訳すのでしょうか?)。どうしてそんな名前なのかご存知ですか? 鳥の鎖骨は中央で繋がっていてV字型をしています。この
「物価の優等生」タマゴ。通貨価値を考慮すると、ここ45年ほどは終戦直後の1/10ほどの価格で安定しているそうです。動物性タンパク質を安価に摂取できる(タマゴ1個て約7g)食材としてみんな大好き。ひと頃は「1日1個に制限しないとコレステロールが…」と言われ
自動車史に名を残す人物は何人もおりますが、Alexander Arnold Constantine Issigonis (アレック・イシゴニス)はFerdinand Porsche(フェルディナント・ポルシェ)やDante Giacosa(ダンテ・ジアコーサ)と共に誰もが認める天才技術者ですね。1906年11月18日にオ
ボクは虫歯がないことだけが自慢です。もう何十年もできていないようで、歯医者にギューンされた記憶が無いほどです。歯周病もありません(おそらく)。歯並びはガタガタですけどね(遺伝です)。世間では虫歯に罹患している人(あのギューンが怖いそう)が結構多い
同じように英語を母国語とすると言えど、イギリスとアメリカとでは単語がまったく異なる場合があります。特にクルマ用語では「なんでこんなに違うねん?」とタメイキが出るほどです。だから相手がどこの国の人か意識して会話することになります。特にアメリカ
「このキノコは食べられる」。ウンウン、正しい日本語ですね!何を言いたいのかって?最近、国語教師の友人と話していて日本語をマトモに使えない若い人が多くて…という話になり、それからイチイチ気になっているんです。冒頭の例文で、「食べられる」という言