2016年8月3日の本稿「0058 皮むき」で、フライドポテトやポテトチップスを作る上で大量のジャガイモの皮を剥かないといけないが、どうやっているのか?という素朴な疑問を投げかけました。
イビツな形のモノですから手作業のようにも思いますが、大量ですからそんなことは絶対にムリです。間違いなく機械化されているハズですが、どんな仕組みか分からない!と書きました。
高圧でエアを吹き付けて皮のみ吹き飛ばしているのでは?と何となく思っていましたが、実際は違いました!
先日テレビで紹介していたのでご覧になられた方もいらっしゃるでしょうが「乾式自動皮剥装置」なる機械があるとのことです。下記URLのYouTubeの映像を観ていただければ一目瞭然です。
ジャガイモの皮がドンドン剥けていきます。お見事!と叫んでしまいそうです。
https://youtu.be/WwgJhBf76jk
多数の穴を開けた2本のドラムを回転させ、そこにジャガイモを転がすだけなんですが、それでどうして皮が剥けるのでしょう?
穴は開けっ放しで、ワザとバリ取り・研磨をせずに周囲がギザギザのまま(素材のステンレスがメクレて)にしておくのがミソだそうです。このギザギザが皮を剥いてくれるのですと。
ナルホド!としか言えませんね。
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