たいがい朝はダラダラしている。ぼーっとする合間に家事をしている感じだ。朝ドラを見ながらスマホを持っているのが良くない。ネタバレと感想サイトは見ない。ひたすらツイッターのTLを追っている。そんなこんなで気付いたら9時を過ぎている。そして掃除を始
「友達ができない子供がいて、お母さんが心配している。やっと友達ができて、ホッと安心する。」というストーリーは、何かイヤだな〜と思う。良かったね、とは思えず、しんどいシステムに放り込まれてしまったね、と思ってしまう。緊張する。友達がいるいない
人とすれ違う時、変かな〜と思いつつも、一応会釈するようにしている。知り合いだったっけ?と相手をモヤモヤさせているかも知れない。すみません、赤の他人です…。でも無視するのも感じ悪いし、かといって親しげにすることもないし、会釈ぐらいかな、と思っ
学校と違って自分と同じ年代の人をあまり見ることがなく、一般の50歳がどんな感じなのか分からない(旦那は同じ歳なのだが、昔から見た目が老けていたので参考にならない)。たまに、どこの中高年かと思ったら同い年だったり、年下だったりして驚く。こんな物
いつもちゃんとしようとしていた。その「ちゃんと」がどういう動きか分からない時は、身動きひとつできなかった。まるで決まった動きしかできない、ロボットみたいに。きっと、なんでやらないの、と思われていただろう。思い切って動いた時には、間違ってばか
姫路は今、祭シーズンで、うちの子どもも休みごとに屋台の練り方、掛け声の練習に出ている。この辺りは祭に力が入っていて、当日は学校も病院も当然のように休みになる。会社も有休を取る人が多く、実質休業日みたいになっている所もある。子どもの練習を眺め
当時は語彙力が無かったし、今は昔のことをはっきりと思い出せなくて説明できない。ただ、今でもそうだが事前に困ることがわかっているのではなく、実際にやるときになって、いきなり「あれ、困った」となるものだった。いつもだいたい、何が妥当か?を考えな
「いるべきでない所にいるのを、見つかりそうになる」という夢を、割とよく見る。テレビのドッキリ番組が苦手だ。騙される方よりも、仕掛け人の方に感情移入する。こっそり隠れているのを見つかって、「何してるんですか?」と聞かれた時の気まずさを想像する
就職した数か月後に新人研修があった。2週間ほど研修所に入って、業務のいろいろなことを勉強するものだ。寮に入るのだが個室などなく、5、6人同じ部屋で暮らす。つまりオフになる時間がない。わたしはこういう集団生活は苦手だが、しばらく職場にいかなくて
もうこれでやめます。たぶん。ゆるしてください。なごり雪 (原詞︰伊勢正三)汽車を待つ君の横で僕は時計を気にしょうる季節はずれの雪花が散りょうる東京で見る雪はこれが最後じゃなあゆうてさびしそうに君がつぶやくなごり雪も降るときを知りちばけ
絶対関わらないタイプの人間と会えるのは面白いと思う。特に、義務教育では。ヤンキーみたいな子とか、おしゃれな女の子とか。見るだけでなくて、うっすら関わったりもできる。(がっつりは関われないのだけど)高校にいた頃は、もっと平均化されていて、本当
7年ほど前から足指に違和感があって治らない。6月のある日、子どもと散歩がてらコンビニに行った帰り、それは始まった。なんだか右足先がヘン。踏ん張れずにグニャとなる感じ。いろいろあって病院に行く時期を逸し、そのうちまあいっか〜と放置していた。初め
私がここに残るのは帰ってくるか帰ってこないか分からない人を待つため彼女に会いに来た人に、彼女の不在を告げるため何も聞こえない 何も届かない誰が来ても何を言っても、彼女はそこにいないから私の名前を聞く人がいた。私はジェラルディン、多分、彼女が
ひたすら羅列してみる(主にマンドリン関係)「無線電信第一連隊」に合わせて「勇者ライディーン」の主題歌が歌える踏切の音、やりますわたし立って弾けますドリンドラチェロギターベース ローネ複弦合わせてきてちょっとアー出してトレモロ アップから入る
ある朝、私の世界が無くなっていた。どこか知らない部屋の中に居た。彼女がいた。私の姿を見て、怯えていた。どうしてあの子がまだここにいるの、と言った。それまで私は木の小屋に住んでいた。おかあさんと、おとうさんと、たくさんの動物さん達と一緒に住ん
昨日、久しぶりに2階のトイレ掃除をして、カバーやマットを洗濯した。本当はせめて週1くらいで見ないとまずいな、と思う。毎日こういうことが思いつけばいいんだけど。そういえば年金やカードなどの手続き系(郵便でいろいろ来るやつ)を一箇所にまとめよう
きみにリボンをつけてあげるきっと似合うよあたしのワンピースも着せてあげるほうら サイズもぴったりあたしと同じ背丈のくまちゃん生まれた時からずっと一緒きみにお化粧してあげるほっぺはピンクに リップもつけようなにをされてもきみはおこらない可愛い
10年ほど専業主婦だが、家事はどこまでやるのが正解なのか、実はよく分かっていない。仕事をしていた頃、時々やっていたことが毎日になっただけである。適当に手を抜けたのが、仕事という言い訳がなくなった今は、足りてないと思う。トイレ掃除と風呂掃除はル
この夏は、ドラマ「この世界の片隅に」をずっと見ていた。草津だの大竹だの聞き馴染みのある地名が出てきて、いちいちテンションが上がる。「ほうじゃねえ」という方言がよく出てきた。「そうだね」の意味なのだが、岡山の人が聞くと「そうじゃない」に聞こえ
自分の引越した回数を数えてみた。成人するまでには親についていって7回。プラス成人後に4回。合わせて11回。住んだ家は12ヶ所。旦那に同じ質問をすると、14回だそうだ。しかも、2府4県。いろいろ負けた。わたしなんかたった3県だ。実は、一度くらい引越する
文章を書く前に考える人、というのは実は少数派なんだろうか。入試やバイト前の採用試験で、小論文みたいなのを書かされることがあった。お題を見て、そんなの考えたこともないわ、どうしようと思っているのに、周りでは、わりとすぐカシャカシャと鉛筆を動か
「お見合い」というものを何回かさせられたことがある。伯母の知り合いが仲人業をやっていたのだった。知らん人と飯食って何が分かる、と思っているので、全くやる気はないが、伯母の顔をたてるつもりで、一応会ってみるだけな〜ということで、体験してみた。
昔、パラサイトシングルという言葉があった(今でも言うのか?)。成人しても、いつまでも親元にいる独身の人達を指していた。独立しないのは親元にいるほうが楽だからで、甘えている、みたいに言われていた。よく分からないが、嫁入り前の娘が成人したからと
人付き合いについて、「浅く広く」か、「深く狭く」かとよく言う。わたしは友達が少ないので「深く狭く」タイプと思われがちなのだが、「深く」は怖いので、絶対に「浅く広く」なのである。関わりのなくなった人と関係を保ち続けるのが難しく、転校、転勤、引
掃除の続きをやって、買い物に行って、洗濯物干してきました。立体テレビ電話で学校の教室を建て込む。送る映像は、実際の教室のものでなくてもいい。それをどこかに作り上げる(ネットの概念がなかったので、その辺はふわっと)。生徒達は電話をかけて、参加
学校に行っている頃、わたしは巨大ロボのコックピットから外を見ているみたいだな、と思うことがあった。中で何を思おうと、操作しなければ動かない。外からは何も分からない。急に話しかけられると、すぐにエンジンがかからず、応対に時間がかかる。喋ること
一人で歩けば、景色がよく見える。一人で歩けば、鳥の歌がきこえる。広い世界の中にわたしがいるのがよくわかる。みんなで歩けば、世界は会話の中だけになる。景色はただの壁紙、音も沈んで聞こえない。ご飯だって、本当はひとりで食べたほうが美味しい。周り
わたしの小さな女の子夜の底を行くなら、似合いの小さなブランケットを片手につかんで、隣に置いて抱きしめなくていい包まれなくていい眠れないままでいいただ、手を離さないで何気なく、さりげなく、いつものように普通の話をしていようそれだけで、どこまで
10月になると、キンモクセイが匂いはじめる。まるで恋のような、幸せな空気に包まれる。一番好きな季節。中高生のころは、ずっと自転車通学で、朝は坂道をブレーキかけずに、なおかつさらにペダルを踏み込んで降りていく。それで、いつか急に右から渡ってき