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日記一覧

締まらぬ師走
2016年12月31日23:39

「師走、ってさ」「あ?」「皺アヌスの短縮形かね?表記は皺’ス」「そんなわけねえだろ」「て言うか今日の表題全体が、アヌスを想起させるよね」「いやいや、全然そんなことねえって」「そうかな」「いや、ま、少しゃぁな、そんな感じもねえこともねえけど」

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痛い年末
2016年12月30日23:16

年末を粘膜と置き換えても可。さよう、肛門不調持続中である。今日の日中はやや沈静化していたような気がするが、それはあくまでも気がしただけだったようだ。こうして、静かな冬の夜にPCへ向かっているこのとき、俺の体内空洞の一端はうずうずと痛みを発信

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肛門
2016年12月29日23:22

いったい何が悲しゅうて、この年末に肛門を病むハメになるのか。昨日の午後あたりから、すこぶるアヌスの調子がよろしくない。これまであった同様の不調は、一晩寝れば治まっていたのだが、今回は逆。さらに悪化している。痛い。激しい疼痛。立ち座りが辛い。

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【駅前】どこかの駅前。時間をねじ曲げたように、昔びた風景。ここが出来たてだったのは、何十年前になろうか。ちょいと蹴散らせば、消し飛んでしまいそうにはかない。どこからか、海老混ぜご飯の香りが漂ってくる。液垂れをして、赤錆をまとった乾電池が転が

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失念
2016年12月28日20:33

また日記に穴を開けてしまった。以前は数年に一度くらいだったが、このところ増えている。要するに忘れっぽくなってるんだね。昨日なぞ、北千住へゆくまでに結構時間はあったんだけどな。で、その北千住で知った「無善法師暴力事件」。あの人がキ印だってこと

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謎の男
2016年12月24日23:07

今日私がすれ違ったあの謎の男、あれはいったい現実だったのだろうか。職場からの帰り、21時過ぎ、歩道を自転車で走っていたとき。前方から同じく自転車の姿。しかし、馬鹿に背が高い。サドルの位置が地上2mほどのところにある。すれ違う一瞬、その男を見

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東京八王子。おそらく予報通りに、今日の日中は20度近かったのではないだろうか。寒いのが嫌いなので、ありがたく思う反面、やや不気味でもある。この時季にこの気温、というのはあまり記憶がない。しかも東の空には見事な夏雲。そう言えば、先日いやな夢を

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2016年12月20日21:32

石を投げればその愛読者に当たる、とも言われている潮寒二の作品。たしか30年ほど前に「蛞蝓妄想譜」で出会って以来、ずっと気になり続けていたこの作家。ようやくこのほどその2作品めを読むことが出来た。まったく期待を裏切らぬ名作にして怪作。本当は後

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【丸太】丸太にまたがりやって来る。きゃつらが深夜にやって来る。ヤブカのぼうふら引き連れて。シャクガの幼虫引き連れて。悪魔の使いを思わせる。わずかな弱味も見逃さぬ。阿修羅の如くな形相で。客間のガラスを突き破り。油をあたりにぶちまくが。さすがに

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【放浪】蟲五郎と三郎太、万年大麻酔いの凸凹コンビが放浪をはじめて、一体どれ程の時が経つでしょうか。出発地点が東京の西のはずれだったこと以外、ほぼ忘却の彼方となっています。日増しに戦前の様相を呈してきているこの国の発狂ぶりを横目にしつつ、こち

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イスラム圏の音楽
2016年12月17日22:50

なるアルバムを、今聴いている。アナログ盤、たぶん15年位前に中古で入手。どうやらシリイズ物らしく、「5.REEDS&BAGPIPES」という1枚。当時はサンプル主体で音作りをしていたので、そのネタのひとつとして。実際ここから使ったのはリアル

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【かなづち】一体何故、俺は手にかなづちを握っているのか。そして、足元に転がっているこの生首は。どうやら、その口の中にはハマグリの酒蒸しが詰め込まれているようだ。傍らでじっとその様子を窺う、新緑の若枝そっくりのナナフシは何を物語る。俺の靴には

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しかばね
2016年12月15日22:38

灰皿に積まれた吸殻が屍を連想させた。戦地の焼け野原に積まれる屍の山。実際、ほぼ同じ大きさで半分焼け跡のある物体が、明日燃えるゴミとして火葬に供されるのを待っているという点で、両者の共通項はないわけではない。しかしまあ、吸殻でそんなものを連想

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継続
2016年12月14日22:11

こうしてほぼ毎日、当日記上に駄文を綴ること約丸8年。それで何か得るものがあったかというと、それはまったく定かでない。飛躍的に文章力が上がった、ということもなさそうだ。ただただ無駄にここへ綴る文について考える、という時間を費やしてきたような気

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5年9ヶ月
2016年12月12日22:56

あれから5年9ヶ月。気持ちのどこかに、常に晴れぬ闇がある。これは多くの人が同じなのではないだろうか。自分も、例えば昼間の勤務中には、この闇をなるべく表面化させないようにしている。しかし、今こうして自宅PCに向かい、5年9ヶ月前のことについて

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【作曲】万年大麻狂いの蟲五郎、今日は作曲に挑戦。褐色の肌に時季外れの汗など薄っすらかいて。むむむ・・・、なかなか納得の行くものは出来ぬな。世界各国の有名曲をつぎはぎしたような代物ばかり。そして苦心惨憺、ようやく出来たものを早速三郎太に聴かせ

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年の瀬
2016年12月10日22:32

どうやら年の瀬らしい。八王子の町なかに、それらしき装飾が幾つもあふれている。餓鬼の頃には、この時期何となく心躍らせていた。今はそういうこともなくなったな。感受性に乏しくなっているようだ。ただ、今このとき、背後で流れているSUSAN CHRI

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【口紅】蟲五郎さん、この真っ赤っかな口紅、どおかしら?あたいのこの、むき海老みたようなプリプリの唇に、よく合ってると思うんだけど。艶加減だって、ぶり照りっぽくて、いい塩梅でしょ?この至極魅惑的なリップでもって、魔法使いの内弟子と言われたアイ

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【白髪】まだ二十歳を少し出たばかりのわたしが、何故こんなハゲっちょろけの白髪になったのか、蟲五郎さん、あなたお分かりになりますか?これが高校の卒業アルバム・・・、ほら、こんなに黒々ふさふさとしてるでしょう。高校時代には、空手部でずいぶんと活

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【踊り子】そんなことがあったから、あたしは踊り子になったのよ。死ぬほど恋い焦がれ、もう絶対にこの人しかいない、と思ってた男に裏切られて、ね。その男、ロドリゴって名で、日本人の血も混じった南米系のやさ男。最初はまるでおとぎの国の王子様みたくに

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雑音
2016年12月05日22:16

人によっては雑音にしか聞こえぬであろう音楽を聴いている。その脇で唸りを上げる我がPC。ディスクドライブの作動音、これは明らかな雑音である。大音量で聴ける環境下にないもので、ね。ゆえに申し訳ないが、その作動音を停止させていただこう。ではおやす

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ひげ
2016年12月04日22:50

ひげの漢字表記に3種類あることは知っていた。しかし、どれがどの部位を指すのかについては、先程電子辞書を引いて把握した。くちひげが「髭」、ほおひげが「髯」、そしてあごひげが「鬚」となるらしい。明日になれば忘れそうなことではある。ところで、今日

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【水色】ええっ!?この水色の奇怪なモノが料理だって?これがあのコクと深みのある肉味噌だ、ってえのかい?まるで南米産シクリド属の観賞魚を思わせるいやらしげな光沢。腐りかけた死体の入った棺を、間違って開けちまったときのごとき悪臭すらしているとい

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【ハッスル】さて、蟲五郎さん、三郎太さん、今宵はハッスルしてまいりましょう。何しろ、この場当たり的、かついかにもいい加減な不連続物語が開始して、今日で丸1年に達するのですからな。ここは一つ景気づけに、パアッと発掘旅行へゆこうじゃありませんか

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霜月終わる
2016年11月30日23:36

「今日で11月も終わりだね」「ああ、そうだな」「軽く激動だった先月に比べると」「ああ、今月はただ普通に流れていった印象だな」「あ、これ三善の話、ね」「ああ、勿論分かってるよ」「て言うか、『軽く激動』って馬鹿馬鹿しくて面白い言い回しだね」「ま

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【枕】枕を抱えて微笑んだ。ヤクザがニッコリ微笑んだ。まぶたに目玉の墨入れて。桜を散らした墨入れて。脂の浮き出た鼻の先。かすかに漂うマリワナ臭。昨夜の名残りのこのにおい。悪魔が来たりて大麻吸う。鹿沼の近くで採れたブツ。焚く間が途絶えぬ蟲五郎。

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奇想
2016年11月28日23:44

先日、潮寒二作品読みたさに購入した単行本4冊。うち1冊は、実は潮作品の収録がない。しかし収録作品の表題に「そそる系」が幾つかあったのと、同じシリイズの1作目であったことから手を出してみた。全14作品中、まだ4編しか読んでいないが、その中に奇

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【造語】押韻する言葉を、すべて造語でまかなってみる、という試みはどうだろうね、蟲五郎くん。こういった妖素たっぷりのお遊びも、たまにはよかろう。我々のようにひねくれた黄徒なればこそ、とも思うのだが。ほら、向こうから来る焦女も、何となく賛同して

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【お知らせ】放浪の大麻王、平成の大愚者、蟲五郎さんに耳よりなお知らせ。ただ今、わが奇危鬼村では、もぎたてピチピチの女怪とやりたい放題し放題。どの娘も、トリバネアゲハも真っ青な美形ばかり。鬼豆打ち、もみ上げむしりなど、他では絶対味わえない特殊

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【なで肩】そいじゃ蟲五郎さん、そいつの特徴を順繰りに教えとくけど、まずはボウリングのピンみたようななで肩だな。投げ縄で捕らまえようと何度も試みたが、引っ掛かりドコがないもんで、つるりと抜けちまう。身体つきはどちらかと言えばやせ形、但し骨ばっ

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