「先週の市長選、ね」「ああ、我々ゆかりの八王子市長選か」「そうそう。アレ、やっぱし予想通りの結果だったね」「そうだな。現職の石森某が再選、ってやつな」「何しろ八王子は、そこらじゅう自公のポスタばっかしだもんね」「ああ、実に胸糞悪いがそのとお
「アヌスが痒くなるパズル」というものがもしあったとしても、そんなものには出来れば手を出したくない、というのはごく普通の思いであろう。
【バルタン】蟲五郎と三郎太、ふたりのもとに突然バルタンがやって来ました。残念ながら2016季は2部落ちしてしまった清水エスパルスのマスコット、パルちゃんと手を携えて。勿論「アイドルを探せ」のシルヴィではなく、百万光年の彼方から地球侵略のため
【イカ墨】蟲五郎と三郎太が今日もウロチョロしていますと、道端に真っ黒なイカ墨が広がっておりました。冷麦をこれにつけて食うとことのほか美味いことが蟲五郎にはよく分かっていましたが、三郎太には内緒にしてあります。それを教えたからといって、すっか
今日はダメ、眠すぎて何も綴れません。蟲五郎の原稿があるにはあるけど、それを写す気力もない。たまにはそんなこともあります。なので早々に寝ようと思います。そうしよう、双子葉。
ここ何年も年間チケットを購入し、本拠地味スタでの試合はずっと現地観戦を続けていたFC東京。一昨年、昨年とJ初のイタリア人指揮官マッシモ・フィッカデンティ監督の下、堅守を武器になかなかの成績を収めていた。あの形、「守りきる蹴球の面白さ」を分か
【鍵穴】蟲五郎と三郎太、さっきからずっと鍵穴の向こうを覗いています。ふたりともそのうち飽きたらそれをやめるのでしょうが、いっこうにそんな様子はありません。蟲五郎は髪形が乱れるのもお構いなし。三郎太は脇腹を押さえて笑い通しです。いったい何がそ
約1週間前の雪、まだ残ってます。今日もお向かいのYさんが、90過ぎのご老体で雪掻きしているのを見てお手伝いしました。いまのところ懸念された今日の雪はまだ。このまま降りませんように。明日は阿佐ヶ谷GROOVERS JAMですので。
【がい骨】蟲五郎と三郎太、今日は珍しく「がい骨」という映画を見ました。1965年英国、つまり外国の作品です。カッシングとリイというドラキュラコンビが主演する怪奇映画でしたが、ふたりは寧ろカッシングの夫人を演じた女優さんの、ちょっとアイドル的
【寄せ鍋】あつあつの寄せ鍋が食いたい、蟲五郎は唐突にそう思いました。三郎太とふたり、金もあても雨風避ける屋根もない放浪生活を始めてからこれまで、大麻草の紫煙以外殆ど身体に入れない毎日でした。これは、お出かけをするならするで、何がしかの食料を
ほう、ようやく合成怪人サルマツムシが完成したか。勿論我輩の言いつけどおり、達磨作り職人の適度な執拗さも加えてあるだろうな?よし、まずはすぐに怪人へ任務を与えるとしよう。今は冬だが、夏は薄着になる婦女子が大多数となるから、そいつらを次々に攫っ
忘れもしない一昨年の2・14、この日八王子は未体験レベルの大雪に見舞われた。区内もかなりの積雪で、お馴染みYellow Visionでのライブ後、どうにか帰宅出来たものだった。そして今日は昨夜遅くからの雪が積もったことで、我が町八王子、半分
結局一旦身体の中に入ったあの物質は、溜まるばかりでなかなか外に出すことは出来ないのです。熱もないのにダルかったり、吐き気がしたり、目が回ったり、やたらと鼻から血が出たりと、そんな症状が現れてくるでしょう。それは、そうやって常日頃から最高責任
【悪ガキ】このところ蟲五郎、三郎太のあとを付け回してくるひとりの悪ガキがおります。それは郊外のある町を通過したあたりから、ずっと続いているのです。少し伸びた坊主頭、というより寧ろ角刈りと言った方がいいような髪型をした、小学高学年くらいのこ汚
【暗闇】先とて分からぬ暗闇を、進むは手探り足探り。今宵も紫けむり吸い、脳冴え渡りし蟲五郎。いかなるご縁かつながりか、道中連れ立つ三郎太。ツラ先かすめて絡みつく、得体の知れぬ異なるモノ。モモンガはたまたムササビか、妖怪変化の野衾か?ふらつく足
あらいやですわ、そんなことおっしゃっちゃ。「どうなってるのか調べるか」なんて、しかもそんな怖い顔をなさって。そんなに怖い顔なら、寧ろあの男のニヤケ面の方がまだましですわ。いえ、地下鉄がどうのとか、そんな話ではなくってよ。勿論炒め豚の味付けを
【誘惑】今日もまた妖しさを絵に描いたような女怪どもが、深い闇の底から蟲五郎と三郎太を誘惑してきます。その実醜悪極まりない夜叉の如き内面を、淫らな目付きと口元で覆い隠して。目の前にそびえる入母屋造りの二階建て、あれはいったい遊廓なのでしょうか
昨日の残念をふたつ。ひとつは勿論、デヴィッド・ボウイの鬼籍入り。最初に聴いたのは、確か「GOLDEN YEARS」、中学のときかな。ラジオの洋楽チャアトで毎週のように聴いたこの曲、粘っこいファンクが強烈にカッコよかった。MUSIC LIFE
あれから4年10ヶ月。今年最初の月命日も、同じことの繰り返しとなる。「そのこと」についての報道は本当に少なくなっているようだ。そして各地で「粛々と」再稼動が進められていく。根底にあるのは間違いなく経済至上主義。金があるから幸せ、なければ不幸
本を買う。ポンと買う。少し興奮、体温が一瞬4℃増す。「本など買ってどうする気だ」と言いがかりをつけるあいつに反論、今度は言う。狐が一匹、星を見上げてコンと鳴く。それを見る私が袖を通すのは紺のシャツ。そしてぴっちぴちのズボンを穿く。大慌てで家
今年の高校サッカア、母校の国学院久我山が初の決勝進出。強豪青森山田を逆転でくだして。素直に嬉しいっす。近頃テレビはサッカア以外殆ど見ない俺ですので。俺が在学中は、野球部が甲子園初出場したくらいで、サッカアはそれほど強くなかったように思う。た
【はんぺん】はんぺんが売られている、と三郎太が鋏脚を蠢かして報告しています。町なか探検に出かけた際に目撃したようです。粗い半円形に成形されたものだそうな。大量生産でなく、丹念に手作りされたものだそうな。天然岩塩による味付けが施されているそう
【毛達磨】今日は蟲五郎が三郎太を相手に、妖怪毛達磨の話をしています。この妖怪に取り憑かれると、恐ろしいほどの気だるさに見舞われるのだそうです。その弱っているところへ、さらに背脂並みにギトギトした物体Xを食わせてくるのだそうです。根が暗い人な
昨年末からどうも体調がすぐれぬ。痰絡みの咳がずっと続き、他にこれといった症状もないことから、てっきりアレを疑っていた。アレとは勿論アレだ。北朝鮮の核実験を問題視する資格のないこの国が拡散しまくっている福島由来のアレだ。しかしどうやらアレでは
【ふわふわ】今日の蟲五郎、やけにふわふわとした気分です。勿論上面だけのことですが。或いは津田沼あたりからの悲しい噂が、心にしこりを残します。どこからか飛来したブタクサの花粉が、鼻孔と眼球とをを刺激してきます。コバルトブルの孔雀が、目玉模様を
屁音、屁の音、つまりブッとかプスゥとかいうアレである。これは思うにニンゲン特有のものなのではないか。猫さんと同居し続けて数十年になるが、いまだにこの屁の音というのを聞いたことがない。ときおり急な悪臭を放つことがあり、これは恐らく放屁なのだろ
【散歩者】屋根裏とくればライブハウスより散歩者であるのは、もはや長年のことわりであると言って差し支えないでしょう。郷田三郎、つまりあの大乱歩が名作中に描いた厭世家の犯罪者です。と言うわけで、蟲五郎と三郎太は、この団子屋若旦那の別宅である通り
【屋根裏】金もあても雨風避けることもない放浪生活に少しばかり飽きてきたふたりは、通りすがりの一軒家に忍び込むと、その屋根裏へのぼっていきました。立ち入り禁止のラベルが貼られているわけでもないので、問題なしと判断したのです。しかし相変わらず三
【年明け】さてさて、世間は年明けです。勿論気ままな放浪生活を送るふたりは、そうとは気付かぬまま、とりわけ変化のない時間を過ごすのでした。年始回りでおしかける親戚知人とてありません。逆にこちらで出向くということもなし。なので、お土産をどうする