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日記一覧

「アーナンダマイー・マーの福音」グルプリヤ・デーヴィー(ディディ)第一章 ◎初めてのダルシャン わたしが初めてマーにお会いしたのは、一九二五年の冬か、もしくは一九二六年一月の上旬でした。わたしの父シュリー・サシャーンカ・モハン・ムコパッド(

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【本文】 食物をあえて探しに行くこともせずに洞窟で修行していたミラレーパの食事は、洞窟の周りに生えていた、食用に適さない草だけでした。そのため、ミラレーパの体はガリガリにやせ、体は緑色になったといいます。 あるとき、ミラレーパの婚約者だった

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◎身体の病気と痛みという妨害を取り除くこと「次に、身体的な病や痛みという障害を取り除くためには、5つのポイントがある。つまり、病気が長続きする基本、病気が起こる原因、病気を培う状況、その成熟した結果、そしてその治療法である。 病気は、気道の

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◎パトゥルの唯一無二な性質 外的には、パトゥルは一般人とあまり区別がつかない。非常に有名になってからも、パトゥルは偽名を使って旅をしていた。その平凡な外見と腰の低い振る舞いにより、正体がばれることは滅多になかった。 どこかに滞在しているとき

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 サマーディを道として利用するために。 歓喜、輝き、無思考という良いサマーディがある。 慈愛、哀れみ、または放棄、または強く明確な献身など、これらのような思いを持つことは、精神的エクスタシーの確実な経験を伴う。これらの経験の源はプラーナであ

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【本文】 ミラレーパが故郷に着くと、そこには夢で見たとおりの悲惨な状態がありました。母は貧困の中で死に、家はボロボロになり、妹は乞食となって放浪に出ていたのです。 これを目の当たりにしたミラレーパは、この世の無常性についての確信をよりいっそ

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【本文】 しばらくすると、マルパの心は穏やかに静まっていました。そしてゴクパがいかにミラレーパを勇気づけたかの話を聞くと、マルパは涙を流し、「秘密の道を行く者たちはこのようでなければならぬ。まさに彼らはそのような者たちだ」と言い、ミラレーパ

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【本文】 そしてそのころ、マルパの息子のために建てられた塔の完成記念の宴が開かれることになり、ゴクパのもとにも招待状が来ました。そしてそこには、「私のものである悪人も一緒に連れてくるように」と書いてありました。そこでミラレーパも一緒にマルパ

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◎道から妨害を取り除く方法 ツォギャルは再びたずねた。「偉大なる師よ、どうか心にお留めください。  安定性に達していないヨーギーは、妨害を取り除くことに尽力すべきですか?  人はどのようにして道の妨害を取り除くべきでしょうか?」 パドマサン

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【本文】 こうしてミラレーパは再びマルパのもとを去り、ゴクパのもとをたずねて、ダクメーマが捏造したマルパの手紙を見せ、ゴクパに教えを請いました。ゴクパはその手紙を信じてミラレーパに秘密の瞑想法を授け、ミラレーパは瞑想修行に入るのですが、マル

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◎菩提心を広める はい。そして最後が、「善男子、善女子が、すべての十方世界の一切の衆生に菩提心を起こすように誘導するならば、広大な功徳が生じるであろう」と。 はい、今度はこれはまた別パターンとして、菩提心、あるいは菩薩行のポイントが書かれて

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◎パトゥルの死後 パトゥルが亡くなったあと、パトゥルの希望により、パトゥルの師匠ジグメ・ギャルワイ・ニュグの生まれ変わりであるタマ・トゥルクを招くために、使者が送られた。その他にも使者を送って、パトゥルの弟子であるゲマン僧院のオンポ・テンガ

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◎バルドの状態のキーポイント ツォギャルは再び尋ねた。「偉大なる師よ、心にお留めください。 どうか、バルドの状態のキーポイントをお教えください。」 パドマサンバヴァは答えた。「ツォギャルよ、聴きなさい。 バルド(中間状態)に関しては、死んで

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2010年11月24日解説「ミラレーパの生涯」第二回【本文】 戻ってきたミラレーパを見て、マルパは内心喜びましたが、また冷たい態度で接しました。ミラレーパは再び絶望に陥りますが、ミラレーパを哀れに思っていたダクメーマが、ミラレーパに秘策を授

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◎時間のヨーガ「第五は、時間のヨーガである。それに不可欠なポイントは五つある。 第一は、夜明けに、食物の純粋な部分と不純な部分は切り離され、あなたの心は鋭くなり、身体はリフレッシュされ、知能は明晰となり、ビンドゥは増加する。悪業または徳の力

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◎連続のヨーガ「第四に、連続したヨーガに関して。道を正しく適用する実践者は、普通の有害な感情を決して許すべきではない。 彼は、起こる感情をすべて特別なテクニックで確認すべきである。 有害な感情の根は、五毒である。ここに、それらを道として使う

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◎食物のヨーガ「三番目に、食物のヨーガは、秘密のマントラのアビシェーカと結合しなければならない。 生成の段階を修習するならば、智慧の蜜として食物を捧げなさい。あなたの腹部に神を観想して、神に溶ける神として食物を享受しなさい。 あなたが障害を

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【本文】 しかしマルパが与える試練がどんどん厳しくなり、ついに耐え切れなくなったミラレーパは、密かにマルパのもとを去っていきました。 行く当てもなく放浪しているとき、ある老人に、文字が読めるなら、報酬をあげるから、仏典を読んでほしいと頼まれ

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◎覚醒のヨーガ「二番目に、覚醒のヨーガは、生まれ変わることに類似している。目覚めるやいなや、完成の段階の中から、妨げられることのない目覚めを鮮やかに観想しなさい。それは、生まれ変わりを浄化する。 次にあなたは、因果の法則の重要なポイントを理

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◎生死を道に連れてくる五つのヨーガ ツォギャルは再び尋ねた。『偉大なる師よ、心にお留めください。 わたしはあなたに懇願いたします。どうか現在の苦しみの根を切り、覚醒し、生と死の両方を道に連れて来る真髄の伝授をお与えください。』   パドマサ

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◎ヨーガの訓練の秘密の行為「その道の基礎を確立し、見解と真の状態における経験、理解、そして自信を得た後、ヨーガの訓練の秘密の行為を修習しなさい。秘密の行為はその道を強化し、概念的思考を切り抜ける。修習においてよく精通し、安定している修行者は

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◎最後の日々 パトゥルは健康を崩し始めた。 雄の火の豚の年(一八八七年)の太陰暦四か月目の十三日目から、パトゥルは少し体の調子が悪いとおっしゃった。 人々から質問されたことに対しては、だいぶ変わったふうに答えていたようだった。「好きなように

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◎ブッダ・菩薩の偉大性を信じる はい。そして最後の方、「このように、甚深にして広大な経典の中には、多くの相が説かれている。このようなブッダ・菩薩の偉大性を信じ、理解し、経典を読誦し、供養し、尊重する者の功徳は、実に広大に増長する」と。 これ

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◎世界に風穴を開ける はい。で、最後の方は、ちょっとこれはまとめなので、分かりやすいのが出てきてますね。ここで月の例えが出てきますが、月――まあ実際にはこれ、太陽での例えの方が分かりやすいかもしれないね。太陽というのは、よく言われるように、

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【本文】 まもなくしてナレーンドラは、約束どおり、ドッキネッショルのカーリー寺院を訪ねました。ナレーンドラはラーマクリシュナの部屋に集まった信者たちの前で、得意の歌を披露しました。最初に歌った歌は、次のような歌でした。 おお魂よ、もう一度わ

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◎時空を超えて【本文】 ブッダ・アヴァタンサカには、こう説かれている。「一瞬の間にアーナンダは法を説くが、その間にサーリプッタは千の法を説き、その意味を理解させる。 サーリプッタが千の法を説く一瞬の間に、モッガッラーナは八万世界を超越した。

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