ドイツの諺に「1本の毛にも影がある」どのような細い毛1本1本にもかならず影がある。どんな人にも意地もあり、感情があるのだから、どのような立場の人にもきちんとした礼をつくさないと、しっぺ返しをされるという意味です。なるほどと思いました。そのよう
私たちは巨大な宇宙の楽団だ一人一人の心の叫びが一つになって宇宙に奏でている。私たちは夜空に輝く星空の楽団だ星たちと一緒になって歌い踊り舞うのだ宇宙の舞台を歓喜のうずにするのださあ出番は近いぞ始まりだ。暑さに負けるな!宇宙の楽団に
これからは猛暑が続きますので、熱中症に気をつけてください。昔も暑かったんだろうなという句を紹介します。「暑き日を海に入れたり最上川」 (芭蕉)山形の最上川のかなたに、赤い太陽が沈んでゆく。 暑い一日を川が海へ流しこんでくれた。おかげで
なんでも欲しいものが手に入れば、幸福で悔いのない人生を送れると思っていませんか。太閤秀吉は、大阪城内に黄金の茶室を造り、天下の名器、財宝を集め、美女をはべらせ威勢を張っていましたが、聚楽第(じゅらくだい)の湯殿や便所にまで、隠し堀を引いて舟
大和物語(1000年頃の実録)に次のような話がありました。ある夫婦が生活の苦しさから逃れるために、互いに成功したら再会する約束をして別れたのです。のち妻は宮仕え先の女主人におさまり、昔夫と暮らした土地を訪れました。そこにみすぼらしい男を見つけ、
一休和尚の所に80歳の老人が、100歳まで生きたいのでご祈祷願いたいとやって来ました。一休和尚はこれは随分欲のないことをおっしゃる。老人はそれでは120歳までと応じました。一休和尚は50年100年長く生きてなんになる。そんな小欲を捨て大欲を持ちなさい。
「努力する人は希望を語り、なまける人は不満を語る」(井上靖)「語るのならば、他の人を害さない言葉を舌に乗せよ。喜ばれる真実の言葉を述べよ」(お釈迦様)私も数えきれないほど、多くの言葉に勇気をもらい救われて来ました。「砂漠が美しいのはどこかに
『成功者の百言よりお経の一言が尊い』と昔より言われています。この世で成功者といわれる人であっても、自分の知恵や世間での知恵が、いかにすぐれた者であっても、そこには常に無力さがつきまとうものだからとの理由からか。 これを裏付けるように『この世
30年以上前の自作です。銀座松坂屋で「アンネの日記」のイベントに行った時に作りました。『ひまわりと泣き虫 窓』私は窓。われわれ窓の命は何百年と長い。私は長い間、悲しいことばかり見てきた。いつも涙で雲っているので、仲間から「泣き虫 窓」と呼ばれて
嵐にあって、船は知らない島に漂泊した。「漂泊」とはさすらうという言葉。そこから、「漂泊の旅人」と呼ばれている人達を考えてみました。まず、イエスキリストがいました。世界中に足跡を残しています。弟子達をつれて布教の旅に漂泊した。お釈迦様もそうで
7月の季節の言葉に「峠」があります。日本で考え出された字です。山の上りと下りの境目ということ。そこには旅の安全を祈る道祖神(どうそしん)を祭ったといいます。一年の折り返し点。一年の峠といい7月は一年の旅路の幸せを祈ったといいます。人生旅路の峠
イエスが人生最後に言った言葉が「私は渇(かわ)く」です。十字架の上で苦しみながら肉体的に、ものすごく喉が渇いていたということもあるのでしょうが、愛の足りないこの世界に対して渇いていたのかもしれません。マザー・テレサがこの言葉に心を深く揺さぶ
私はゲーテの言葉が好きです。ゲーテはまだ見ぬ日本人の事を世界一旨い故郷のドイツワインの味を分かるのは日本人しかいない。とヨーロッパで記者発表した記事を読みました。霧に覆われたライン川の葡萄は掛川地区の霧に覆われた緑茶の繊細さが出る味と同じ。
お坊さんから頂いた法華経を読んでいます。法華経とはお釈迦様が説いたありがたいお経です。その中に日々『六つの努力』というものがあります。1.他のためにはげみます。(布施)2.きまりをよくまもります。(持戒)3.がまん強くやりとげます。(忍辱)4.
『どんなに豊かな土壌でも耕さなければ何も実らない。人の心も同じ心は地獄を生み出すこともできれば天国を生み出すこともできる。心を耕せばあなただけの畑が生まれるのだ。』放置すれば畑は荒れてしまう。心も同じです。心を耕しましょう。私の畑からいい言
野中や木陰を流れる、誰にも気づかれないような水の流れを忘れ水といいます。草陰に見え隠れして、途切れ途切れに流れているささやかな流れ。和歌の世界では今にも途切れそうな恋のたとえに使われている。存在すらも知られてはいないけれど、心のよりどころに
梅雨明けの夏空に湧き立つ入道雲は、まるで山の峰のように見えるので「雲の峰」と表現されています。入道雲(積乱雲)は勇壮に見えるため日本では男性の名前をつけています。関東では坂東太郎、大阪では丹波太郎、九州では比古太郎と呼ばれています。雲を山の
心の栄養不足になっていませんか?年をとると失うものが多い。両親、兄弟、友人、同僚、視力、聴力、腕力、記憶…。全ての財産を喪失していく。その不安や淋しさに負け心とじる人もいます。人は木石にあらず。人は枯れ木や石ではない、喜びも悲しみも持つ感情
いま苦しい人いますか。もう少し頑張ってみましょう。私は以前仕事でグアム、サイパンの南東の島々まで船で行った事がありました。日本の軍艦がたくさん沈没した辺りに来た時、全員で合掌しました。花束やおにぎりをたくさん海に投げました。私も仕事先の嘱託
相撲の解説者が相撲界には、「三年先の稽古」という言葉があると述べていました。日々の稽古は、すぐに結果は出なくとも三年先に結果が出るものだと。白鵬はその言葉で日々努力し記録を塗り替えて来たという。私達も三年先のために稽古に励みましょう!
104歳のおばあさん癒し系でいつもニコニコしていた人気者でした。息子さんが参加している30人編成のバンドがボランティアで来てくれました。全員70代から80代です。しかし、それを待てずに天国に召されてしまいました。遺影を前にジャズ、童謡、石原祐次郎メ
今日の言葉は『未来は贈り物』「未来がどうなるか、あれこれと詮索するのをやめよ。そして、時がもたらすものが、何であれ、贈り物として受けよ」(ホラティウス・紀元前65年ローマの詩人)あらゆるものを贈り物として受け取れ。奥が深い言葉ですね。『波に砕
傾聴ボランティアである女性のお年寄りのお部屋に行きました。タンスの上に金色の豪華な置時計がありました。聞くと、定年まで働いたご褒美で戴いたとのこと。貧しい家庭に生まれ幼い頃から働きに出された。給料日を楽しみにしていたら、さっきお父さんが来て
1615年前の菟原処女(うないおとめ)の伝説て知ってますか。摂津の国(兵庫県芦屋)に住んでいた女性で、子供のころから成人するまでずっと家にこもったままでいたので、そのゆかしさにひかれて彼女に会いたいという男が多く現れた。中でも、血沼壮士(ちぬお
今日は欲望についてお話したいと思います。昔、ある国王が農民に、『太陽が出ている間に走り回った土地を、その者に与える』というおフレを出しました。一人の農民が早速志願して、太陽が地平線に顔をだしたのを合図に走り出しました。死に物狂いで走りました
シニア仲間から(私の制作した番組からガイア会という名がついた)あなたは人の何十倍も体験して生きている人だね!とよく言われます。それで気づいたのです。誰もが体験している訳ではないのだと。中学の夏休み、近くの岸壁で夜釣りしていて海に落ちてしまっ
「ほしいままに食わせた馬はどうにも手におえない」 (イスラエルの諺)「一番良い馬はたくさんムチをあてた馬」 (西欧の諺)「わがままにさせた子はその母に恥をもたらす」「あなたの子を懲(こ)らしめよそうすれば彼はあなたを安らかにし、またあ
ある外国の映画監督が「老齢は山登りに似ている。登れば登るほど息切れするが、視野はますます広くなる」と述べていました。また、作家の伊藤整が「夕映えが美しいように老人の場所から見た世界は美しいのです」と述べています。私は夕映えを眺めるたびに美し
「仏の教えははるか遠くにあるわけじゃない。それは心の中にあって、ごく近いものなのだ。真理は外の世界にあるわけじゃない。自分以外のどこに求めようというのか」「もし仏の深い意味を知りたいなら、あなたの心の中にその仏はいらっしゃる。答えはすでにあ