今日は愛すべき孤独について話したいと思います。孤独とは惨め(みじめ)、気の毒、かわいそう、情けない等のイメージがあります。私は若い頃から居酒屋には一人で行ってました。廻りの客からあの人一人でのんでる。かわいそうにとささやかれていました。「孤
ニューヨークのプレタポルテの女王と言われた、エレナ・ランバート。彼女の豪華な部屋の中に一段ときらびやかな部屋があるという。訪れた人は圧倒されるという。部屋の敷物は日本の帯をつなぎ合わせたきらびやかな敷物だからという。パッチワークの手法で様々
24歳の若さで亡くなった、『たけくらべ』などの小説家樋口一葉は「さをのしづく」で『行水(ゆくみず)にも淵瀬(ふちせ)あり、人の世に窮達(きゅうたつ)なからめやは』(川にも緩やかな場所(淵)や流れの急な場所(瀬)があるのだから、人生にも、うまくいくときも
書をかく時、昇段試験や展覧会に応募する時以外は何枚も書く事はない。机にはいつも墨の海がある。毎日一枚書いているくらいだ。人間の成長も同じなのではないか。昨日より今日。毎日半紙一枚だけ成長すれば良い。さて、昨晩は吉田兼好の徒然草を読んだ。生活
「大和(やまと)は国のまほろば、畳(たた)なづく青垣(あおがき)、山籠(やまこも)れる大和し美(うるわ)し」 (日本書紀)大和は国の中で一番良いところである。幾重にも重なりあった青い垣根のような山々に囲まれた大和は本当にうるわしいとこ
アメリカのフロリダを舞台にしているテレビドラマにマイアミの綺麗な海に惹かれて観光スポットなどを調べていました。すると、素敵な話を見つけて感動しています。ユダヤ人でナチスの収容所にいたヘンリー・ランドさんは、戦後体一つでアメリカに渡った移民で
5月29日は与謝野晶子の命日です。「やは肌のあつき血汐(ちしお)にふれも見でさびしからずや道を説く君」いつも真剣に人の道を説いて熱い思いの女の気持ちを知らなくて寂しくないの。妻子のあった与謝野鉄幹にぶつけた体当たりの情熱が感じられる歌です。身
「空の鳥を見なさい。天の父は彼らをも養ってくださる。」(聖書マタイ6.26)「山路(さんじ)来て何やらゆかしすみれ草」(松尾芭蕉)通る人も少ない山奥の脇道に、すみれの花が咲いているのを見ました。神から与えられた短い生涯をひっそりとけなげに生きて
「さつき待つ花たちばなの香をかげば昔の人の袖の香ぞする」(古今集)五月を待って咲き始めた、たちばな(みかん)の花の香りをかぐと、昔なじみのあの人の袖の香りがすることだ。「たちばなのにほふあたりのうたたねは夢も昔の袖の香ぞする」(新古今集)た
「よく見れば、なずな花咲く垣根かな」 (芭蕉)春の七草で、目立たなく見過ごしてしまいやすいペンペン草。6月頃に花が咲いて、気づくといわれる。よく見れば、それまで見えていなかったものが見える。奥が深く人生とか人物評価などに使えそうです
老人施設には色々な病気で不自由な体になって入所される方が多いです。それを見ると健康が一番大切な事だと実感します。70歳80歳を過ぎれば誰だって何らかの病気を持っています。「一病息災」「数病息災」自分の病気を活かして生きる事が大切です。病気をいた
「祈ることで救われるのはその人の心なのです」 (法然)源頼朝の妻、北条政子は夫の死後に尼になりました。浄土宗の法然に祈ることで病気や死から逃れられるか聞いた時の、法然の返事と言われています。人は悩み苦しんでいる時、神頼みしますね。
青空が美しいから美しいのではない。私の目に美しいから美しいのだ。(目の手術後の感想)人も同じ、あなたが美しいから美しいのではない。私の目に美しいから美しいのだ。 合掌
今週二人のお年寄りを見送りました。お習字が大好きで壁に教えた字が一杯飾ってありました。私が思うに◆人生を4クールに表すと・第1クールは0歳〜30歳夢に向かって挑戦。・第2クールは31歳〜65歳夢の達成に満足感なし。・第3クールは66歳〜80歳社会貢献と新
車が通れない野道や小川の小道をサイクリングすると爽やかな気持ちになります。この時期に咲く鈴蘭見たくて。鈴蘭の別名を「君影草」といいます。英語では「谷間の姫百合」フランス語では「聖母マリアの涙」ドイツ語では「五月の小さな鐘」というそうです。素
幸せになるシンプルな5つの決まり事1.人に憎しみを 抱かない。2.心配事は考え すぎない。3.質素な生活を する。4.人には親切に5.欲張らない 幸せとは身近なところにある。行雲流水(こううんりゅうすい)空の雲や流れる水のように形なく自然に変化する
「茶の花香(はなが)より気の花香」 (諺)来客をもてなすには、香り高いお茶を出すよりも、真心をこめて相手を歓迎することが大切であるという意味。おもてなしの心です。お茶で例えているが、あらゆる事にあてはまる。豪華絢爛に着飾った物には一
お年寄りの運転ミスによる交通事故が増えています。会話も同じ。アクセルを踏んで話す。ブレーキを踏んで黙る。どちらも相手を意識する事が大事なのだ。 合掌
弁証法的論理の考え方で「極楽への生き方」を説いた仏教の一節に「一人の唱えたものが人類を救い人類が唱えたものが一人を救う」とあります。一人の考え方が千人の悩める人を救い、千人の声が一人の悩める人を救う。そのような願いで皆様と共に声かけしたいと
近くの農家の栗の木に葉が育ってきました。枝が別れ、芽が伸びています。栗は縄文時代から、日本の生活にはなくてはならないものでした。20メートルも伸びる木は家の柱や村を守る見晴台にも使われていました。また、非常食として栗の実は重用されていた。栗の
日本語には素敵な言葉が一杯あります。その一つに「明日」がある。明日とは「明るい日」と書く。英語のtomorrowをbright dayやnew dayと表現するようなものか。どちらも明日に希望をもとうの意味があります。映画「風と共に去りぬ」のラストシーンの言葉。あ
子供達がよくディズニーランドに行きますね。そこでディズニーの残した言葉を思い出したので紹介しましす。「それを夢見ることができるならば、あなたはそれを実現できる。」夢をもたなければ、夢を実現することはできない。夢を見ることができるならば、それ
1枚1枚の紙が何枚も重ねると本になる。毎日の皆様の言葉も重ねると一冊の本になる。これからも皆さんと「令和の言葉」を綴りましょう。 合掌
同じ言葉だが前に読んだ言葉とはまったく同じではない。書く方も読む方も同じ言葉なのに感じ方が違うのは何故だろうか。それはお互いに成長しているからだ。その違いに気づくことが必要なんだ。 合掌
人生の節目に立っている貴方に贈る言葉です。古代も現代も変わらないものだと感じた和歌を紹介します。平安時代前期の『古今和歌集』より、『世にふれば言のはしげき呉竹(くれたけ)の憂(う)き節ごとにうぐいすぞ鳴く』憂(う)き節とは辛いこと、悲しいこ
「川は流れている岸辺を見ると今の人生に起きている風景が見えるその風景も流れていく人生とは川のように流れていく人生の岸辺にいい風景を残そう川の流れのように。」 合掌
「畑の中に木があった。その木に蝉がとまっていた。蝉は声高く鳴き、木のつゆを飲もうとしていた。自分の後ろにかまきりがいるのを知らなかった。かまきりはその蝉をとろうとして身構えていたが、自分のかたわらに雀(すずめ)がいるのに気づかなかった。雀は
「言葉の火をつけても燃えない人。言葉の火を近づけると燃える人。言葉の火を見つけて燃える人。」あなたはどんな生き方ですか。皆様の勇気出る言葉で燃えますように。 合掌