『成功者の百言より
お経の一言が尊い』
と昔より言われています。
この世で成功者といわれる人であっても、自分の知恵や世間での知恵が、いかにすぐれた者であっても、そこには常に無力さがつきまとうものだからとの理由からか。
これを裏付けるように『この世で確かなものは仏の教えのみが真実である』
そう言って仏教の普及に努めたのが、聖徳太子です。
私は生きる上でいろんな偉人の言葉で勇気をもらって来ました。
しかし、仏の言葉は大いなる霊力をもっている言葉なので他に比較するものがないと言われています。
だから、私も自然にお経の言葉や聖書の言葉を使っています。
般若心経の最初の言葉が
『観自在菩薩(かんじざいぼさつ)』です。
簡単に訳すと観音さまです。
もっと古い時期には光世音菩薩(こうぜおんぼさつ)と言われていました。
光りは「智慧」、音は「慈悲」を表していました。
仏という智慧の光りに向かえば、苦悩や迷いの影は、自分の後ろに落ちていくと説いています。
植物も動物も光りに向かって進み、光りに向かって伸びる本性がある人間も同じ。
世俗的な、幸福を模索する者は、常に苦悩や迷いの影に行く先を
被(おお)われ、悲しみが去ることはないと教えています。
迷い苦しんだ時、観自在菩薩を唱え、自分を見つめよという事でしょうか。
世俗的なことを捨てよとは、簡単のようで、難しいことと感じています。
これも修行なのでしょうね。
仏の教えに
『自分を磨く一番の近道』は
他人の良いことを真似て、悪いことを真似ない。
人に親切にし、励まし、誉め、幸せを一緒になって喜ぶ、真摯(しんし)に仕事に取り組んで尊敬できる人がいたら同じように自分もやってみるのです。
と教えています。
良い行いは、心を磨きます。
あたたかい心が生まれます。
ポジティブな気持ちを、いつも持っていられるようになるからです。
きっとそのような、リーダーが一人はいると思います。
いなければ、あなたが
その人になるように努力するのです。
あなたが、光りとなりますように。
合掌
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