第3部 燃え上がる大地 第7章 洞門前 リアが洞門に辿りついた時、空は燃えるような朱に染めあげられていた。 夕日がちょうど沈むところだった。岩山と城壁に囲まれた砂地には影が落ちていたが、城壁は沈む夕日を照り返していた。 暗闇の中で転化し
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