このところ年末日経平均株価7万円の期待を淡くするような株価軟調が続く.
日経平均株価は、6月22日につけた史上最高値7万2831円から10月23日には一時6万1462円と1万円以上も下げた。
◎キオクシア株、10月23日に寄りつきで購入
キオクシアなど23日には一時1万1380円と6月22日の最高値3万7566.6円から約3分の1という大幅安をつけた(図)。
この間の大幅安で、キオクシアに限らず、AI関連株の信用で建てた玉のあらかたは強制売却を強いられただろう。こうした大調整(暴落ではない)は年に1回程度は起こる。信用で大損をした方々には気の毒だが、実は僕のような長期投資家にとって、これは千載一遇の好機でもある。売る人があれば、それを買う人もある。それがマーケットだ。
この大幅安となった日の10月23日、僕は目をつぶってキオクシア株を寄りつきで買った。1万1995円で、さらに1万1380円の安値があったが、欲を言えばキリが無い。投資の格言、「頭と尻尾はくれてやれ」の心境だ。
ちなみに僕は、10月15日付日記(「業績絶好調なのに分割後安値と株価軟調のキオクシア、いつ、いくらで買うべきかの私見」
https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202610150000/)で1万4000円割れで買いに動こうか、と書いていた。もう少し下があるかと1週間見送って、やっと買い場を見つけたのだ。
◎底値を買うなど神業
買ったのは、100株だけ。いくら最高値の3分の2安とはいえ、絶対値が高いから300株、500株など、怖くてとても買えない。万一、半導体の価格が安くなって経営不振に陥れば、悪くすると倒産=株価ゼロになりかねないのだ。
僕は、2012年2月に日の丸DRAMの唯一のメーカーのエルピーダメモリが破綻して、持っていた株がほとんど無価値になり大損をした苦い体験がある(写真=記者会見でエルピーダメモリ倒産を説明する坂本社長=当時)。
同じような相場格言に、「落ちてくるナイフはつかむな」というものがある。つまり買いたくても、大幅下げ中の株は買ってはならず、底値をつけてやや上昇に転じた時に買え、という忠言だ。実際、寄りつき後にキオクシアはさらに下げ、僕の買値の約600円安まであったが、これを買うなど神業だろう。
幸い、キオクシアは、これを底値に反発し、終値は寄り付き値を大幅に上回る陽線を引いた。その後、株価は回復に転じて、昨日28日の引値は1万4340円と、多少、値を戻している。
◎サンリオ、2度の株式分割で保有株は15倍に
キオクシアの買いを100株に留めたのは、前記の他にもう1つ理由、というか期待があったからだ。
キオクシア株はこの10月1日に1株を3株に分割したが、今後もさらに業績好調が続き株価が高くなれば、再び株式分割されるのでは、という見通しがあった。
株式分割は、総じて株価そのものにプラスに働く。会社が業績に自信を持っていてさらに株価が高くなると見込んでいるからだ。
例えば保有株であるサンリオ(写真=本社のショールーム)は、24年4月1日と今年10月1日に、それぞれ1対3、1対5の株式分割を行った。これで僕の保有株は15倍になった。むろんその分、株価は下がる。しかし長期的には元の高値近くに戻る可能性が高い。
◎リクルートも2度の分割で30倍に
またリクルートは14年7月31日と17年7月1日に、それぞれ1対10、1対3の株式分割を実施している。それでもリクルートは、そろそろ2万円に届きそうな株価まで高くなっているから、今後さらに株式分割が行われる期待がある。
ちなみにリクルートの保有株数は、30倍になった。
☆関連日記
・26年8月16日付日記:「サンリオの研究:2度の大幅株式分割は購買層の若い女性を意識か」
https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202608160000/
・26年8月10日付日記:「東証の株式分割要請、キオクシアは1対3の分割発表も、キーエンス、ファーストリなどは黙殺、その心は」
https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202608100000/
注 容量制限をオーバーしているため、読者の皆様方にまことに申し訳ありませんが、本日記に写真を掲載できません。
写真をご覧になりたい方は、お手数ですが、
https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202610290000/をクリックし、楽天ブログに飛んでいただければ、写真を見ることができます。
昨年の今日の日記:「高市政権に保守支持層が戻った! 高市首相は解散・総選挙に踏み切るか」
https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202510290000/
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