アメリカのAIデカコーンのアンソロピックがついにナスダック上場準備に入る(写真=サンフランシスコの本社)。
◎ダリオ・アモデイ氏らオープンAIの在籍者が創業
26日、上場に向けた目論見書を公表した。なおデカコーンとは、評価額100億ドル=約1.6兆円以上の未上場スタートアップ企業のことで、今年はスペースXに次いで2社目だ。
アンソロピックは、元AIデカコーンのオープンAIに在籍していたダリオ・アモデイ氏(写真)ら元社員7人が立ち上げた会社だ。いわばオープンAIの子どもに当たる。その子どもが親に先立って上場。昨年段階ではスペースX、アンソロピックと前後し、今年に上場と観測されていたオープンAI上場は、来年回しになる(25年12月19日付日記:「2026年にスペースX、オープンAI、アンソロピックのヘクトコーン3社が上場へ、NY市場は沸騰か」
https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202512190000/)を参照。
◎創業わずか5年で超大型上場
オープンAIから飛び出たアンソロピックの創業は、2021年のことだった。それからわずか5年で上場で、しかも評価額は1.5兆〜2兆ドルだ。売上高はこの2年で100倍と驚異の急成長している。まさにアメリカの夢を体現する企業だ。創業に加わった7人は、ビリオネア(10億ドル)長者となるに違いない。
上場に伴いアンソロピックが市場から調達する資金は、1000億ドル(15.7兆円)規模と見られる。6月のスペースXが上場した際には約860億ドルを市場から調達したが、それを上回る見込みだ。
目論見書公表に伴い、初めてアンソロピックの業績が公表され、26年1〜6月の売上高は162億ドル、4〜6月期の営業利益は9億7400万ドルだった。
この数字だけ見る限り、市場はアンソロピックの将来利益を超強気に見ているようだ。
◎株価低迷するスペースX、さて
だが、本当に楽観できるだろうか。
スペースXは、上場後、期待されたほど株価は伸びておらず(図)、ロケットスタートどころか失速気味だ。
これを見るとアンソロピックも予断を許さない。最近のAI関連のテック株も低迷しているから、上場後にアンソロピックが勢いよく上昇曲線を描くようにも思えない。
注 容量制限をオーバーしているため、読者の皆様方にまことに申し訳ありませんが、本日記に写真を掲載できません。
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昨年の今日の日記:「日経平均5万円、人口減と高齢化の日本の暗くない未来を予見か」
https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202510280000/
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