佐々木譲「総督と呼ばれた男」集英社
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大正の頃、木戸辰也は日本人娼婦を母にシンガポールの日本人街で育った。
伯父の孝作にひきとられて、マレーの鉄鉱山で働き始めるが、労働争議に巻き込まれて孝作が殺される。
辰也はただちに報復して、矯正院に送りこまれる。出所後シンガポールに戻り、辰也は暗黒街で頭角を現していく。
しかし、南国をも戦争の翳が覆い始めた。流転の人生を綴る波瀾の大河冒険小説!
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佐々木譲さんの「総督と呼ばれた男」を読みました。1997年に出た本です。面白かったです。
シンガポールの日本人街で育った主人公が伯父が殺されて矯正院に入れられます。
出所後は街で頭角を現していきます。ですが日中戦争の影がシンガポールにも。
色々と曲折はありますが暗黒街でトップとなり「総督」と呼ばれるようになります。
冒頭は総督と呼ばれた主人公が日本の敗戦後、イギリス軍に追い詰められ危機に陥る所から始まります。
最後はどうなるかと興味をかきたてます。佐々木さん、旧作も今もそういう話の展開がうまいです。
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