昨年はサボったので今年はやります勝手にアカデミー賞

リバイバル賞:『海がきこえる』
1993年にスタジオジブリの若手スタッフで製作されたテレビ特番アニメ。Bunkamuraル・シネマで限定公開され静かなブームに・・・連日満席状態で急遽のロングラン。

リメイク賞:『スピーク・ノー・イーブル 異常な家族』
今年日本公開したばかりの
『胸騒ぎ』が速攻でリメイクされ同年に上映。オリジナルの超絶に胸糞悪い物語を、ハリウッドで作るとこう変わるのか!?というのが面白い。

主演男優賞:山口馬木也
『侍タイムスリッパー』より
失礼ながら顔は知っていても名前は知らなかった・・・ガチで日本アカデミー賞有力候補間違いなし。既に日刊スポーツ主演男優賞受賞済。ショートケーキに泣かされるとは。

主演女優賞:河合優実『あんのこと』『ルックバック』『ナミビアの砂漠』より
昨年の邦画界は河合優実の年だった。主演作3本共インパクト絶大の個性を放っているのは彼女の功績大。特に『ナミビアの砂漠』は斬新過ぎて次代の映画観を感じた。

裏主演女優賞:ザンドラ・ヒュラー
『落下の解剖学』『関心領域』より
旧東ドイツ出身女優がついにブレイク。こんな嫌な役ばかりよく引き受けました。
『ありがとう、トニ・エルドマン』の優等生から180度反対の怜悧狡猾を名演した2作品。

子役賞:ヘレナ・ゼンゲル『システム・クラッシャー』より
コットと
マリアは別格選考除外とする前提で『クレオの夏休み』と悩んだ末にベニーちゃんで決定。愛に渇望した少女が暴言を吐き絶叫し暴れる・・・この目力は只者ではない。

動物俳優賞:チャーリー『チャーリー』より
候補が
『落下の解剖学』のスヌープ,『マイ・ハート・パピー』のルーニー,『DOG DAYS 君といつまでも』のワンダ・・・で悩んだ末、最も健気なチャーリー(本名同じ)に決定。

最恐ヒール賞:赤メガネ男『シビル・ウォー アメリカ最後の日』より
役名すらないジェシー・プレモンス演じる恐怖の正体不明兵士。特にアジア人には戦慄となる容赦なき人種差別、その後の死体置場をモロ映しするのも含めダントツのトラウマ。

シスターフッド賞:杉本ちさと&深川まひろ『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』より
2022年からの最強コンビ。同時上映のメイキングもよかった。メジャー級になってきたのは正直なところ心境複雑で、特に高石あかりは朝ドラ主演も決定してブレイク必至。

アンチシスターフッド賞:ハンナ&リブ『ロイヤルホテル』より
パワハラ、セクハラ傍若無人の客達が集うパブで働くハンナとリブ。悪意の発露が続いた挙句の幕切れは目には目をの決着。かなり痛快ではあるがこの二人は仲良しではない。

食べっぷり大賞:藤沢さん(上白石萌音)『夜明けのすべて』より
画像がないのでもうひとつの名場面・散髪シーンより。ポテトチップスの残りカスを直接流し込む藤沢さんは最高です。山添くん(松村北斗)との “素の会話“ が素晴らしかった。

既成楽曲賞:September 『ロボット・ドリームズ』より
劇中でこれほど直球で物語に突き刺さる既成曲はないと思えるくらい、アース・ウインド&ファイアーの「セプテンバー」に泣かされる。もちろん鑑賞後にダウンロード♪

リスペクト大賞:『ボルテスV レガシー』
日本のオリジナル版『超電磁マシーン ボルテスV』に対するリスペクトが半端じゃないフィリピン実写特撮。劇場公開は初期数話だが、テレビシリーズは全90話あるらしい!

怨敵覆滅賞:ダニの呪い『NOCEBO ノセボ』より
2024年最初に観た映画がアイルランド発の鬱的ホラー。「願いは呪いへと姿を変える」というキャッチコピーを見事に体現させられ具合の悪さが癖になる。ダニには要注意。

スタントマン賞:『フォールガイ』
ある意味で文句なし(笑) ライアン・ゴズリングは年に1本着実に美味しい役を射止めていてさすが。昨年一番のポップコーンムービーといえばこれでしょう。

ヒーロー侮辱賞:吉田『ひどくくすんだ赤』より
稲妻戦隊サンダーファイブの元リーダー・サンダーレッドが吉田(松澤仁晶)。こいつがとんでもない鬼畜野郎で、戦隊ヒーローを心底侮辱する最悪な奴なのだ・・・でも面白い。

2024年ヒトラー賞:『お隣さんはヒトラー?』
毎年必ず数本公開されるヒトラー映画。今年のヒトラー賞は今までで一番ビジュアルが似ていないが、ある意味で最もリアルなヒトラー映画かも。果たして彼は本物なのか?

脳内リフレイン音楽賞:キャンプだホイ『ナミビアの砂漠』より
作品のインパクトに加えて、そのとどめを刺すように終盤に流れる「キャンプだホイ」。河合優実と唐田えりかによるゆる〜い精神安定剤は鑑賞後1週間脳内リフレイン

最悪バラエティ番組賞:ナイト・オウルズ『悪魔と夜ふかし』より
全編が生放送のトークバラエティ深夜番組というワンシチュエーション映画。視聴率を稼ぐために悪魔が憑依する少女を出演させたら・・・スティーヴン・キングも絶賛の異色作。

渋谷の実態賞:『つゆのあとさき』
舞台はコロナ禍の渋谷。男たちを利用したり吞まれたり・・・したたかに生き抜こうとする女子の生態をリアルに描く痛々しい物語。ロケ地のほとんど全部が自宅の近所なのだ。

ラジー賞:『スオミの話をしよう』
最有力『プー あくまのくまさん』が本当にラジー賞を取ったので邦画から。謎解きになってもいないし舞台劇でもない。人物像の整合性も崩れてるし中途半端な演出に辟易。

番外賞:
『虎に翼』
昨年はどうにもこうにもこの作品に尽きました。一瞬一秒たりとも見逃すことができない濃密&綿密なドラマを朝ドラでやるなっつーの。朝は忙しいのでみんな迷惑した(笑)
勝手にアカデミー賞2022
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<『空想特撮映画 ブラックホールに願いを!』『シビル・ウォー アメリカ最後の日』>
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