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2026年10月23日09:18

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ハチ公広場センターシート

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今年も渋谷駅ハチ公口前の大看板に、ハロウィン自粛の注意喚起が掲示されました。今年はなかなかスタイリッシュで「GOODBYE BAD HALLOWEEN」というメインコピー。これまでの「ハロウィンに来ないで」と一律に拒絶するのではなくBAD BALLOWEENにだけGOODBYEを告げるというアプローチ。ピクトグラム風のイラスト添えは海外観光客をかなり意識していると思われ、英文と絵文字風のSTOPサインを駆使しています。たしかに近年の渋谷ハロウィンは外国人比率が圧倒的に高くなっているので。
過去3年の看板比較↓
フォト2023年
フォト2024年
フォト2025年
因みにこの駅前大看板は正式名称「ハチ公広場センターシート」と言います。広告料は半月あたり1,500万円。これまでの広告で印象的なのをいくつか載せておきます。
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大谷翔平の爽やかさだけが印象に残る伊藤園「お〜いお茶」広告。「世界でいちばん飲まれた緑茶」「目指す、次の一歩です。」というコピーが大谷のイメージと組み合わさるていて、日本発のブランドが世界へ挑むというアピールになっています。
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最近はサクラステージ側の後方看板との2枚合わせのコラボレーションも目立つようになってきました。上下の看板が問いと答えになっている『トイ・ストーリー5』。「渋谷の街がおもちゃ箱に!?」というコピーに、おもちゃにデフォルメされた渋谷の街並み。
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これはかなり大胆で面白い『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』のギミック広告。前後の看板の立体感と遠近感を活かしていて、後方の看板から伸びたクモの糸が、手前にある巨大な看板(鉄骨)を吊り下げているトリックアート。
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ぱっと見では何の広告なのか判らないMrs. GREEN APPLEのアルバム宣伝。手前の看板「流行り物はね廃れる運命」と後方の看板「他人事は重罪」のタイポグラフィだけという潔さが、渋谷の喧騒の中で異彩を放っています。ポップイメージの強いミセスがパンチ力勝負にきている感じが異色に思えました。
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これは逆にセンスのかけらもない無味乾燥な「役所の通告」。制度改正の事務連絡そのものだけなので、渋谷駅前のクリエイティブな看板枠では浮いています。視認性と正確さだけを重視しているのでしょうが、ハロウィン自粛と比べるとあまりにつまらない。
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「ゴミを捨てると、お金も捨てることになるよ。If you throw trash, you lose cash.」という韻を踏んだキャッチコピーやピクトグラムを使って、さっきの自転車青切符よりは工夫の努力が伝わります。行政の啓発ポスター感を拭いきれていないですね。
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エヴァ風タイトル表記を狙っています。マティスEB(極太明朝体)の横幅をキュッと縮めてギチギチに詰め込んだレイアウトがなかなか目を引きます。特務機関ぽい重々しい雰囲気も醸し出していて、闇バイトターゲット層の若者,学生への訴求狙いは伝わります。
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これはその続編。『薬屋のひとりごと』との公式コラボになっていて、啓発広告としてはかなり画期的。このアニメの主人公の代名詞になっている「毒」というワードを使って「この街のうまい話、それ『毒』です。」というキャッチコピーは上手いです。

渋谷ハチ公前広場の大型看板という、まったく同じ場所・同じサイズ・同じ空間であっても、アプローチの仕方によって通行人に与えるインパクトや印象は劇的に変わるというのが、それぞれを見比べるとよく判ります。単に情報を載せる板として使うか、空間全体を使った体験やエンターテインメントとして捉えるかによって、街を歩く人の心への届き方が全く変わるのが屋外広告の面白いところです。
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