今はWeb配信という保険があるので、映画は劇場で観ずとも、割とすぐに自宅で後追い鑑賞ができる。でも最近恒例となりつつある年末のリバイバル上映が単館でかかるとつい足を運んで、諸般の事情で見逃がした作品を少しでもフォローしておきたくなります。見逃
『ふつうの子ども』(日本)呉美保監督と高田亮脚本のタッグで連想されるのは『そこのみにて光輝く』(2014年)だが、本作鑑賞中に記憶が蘇るのは『きみはいい子』(2015年)。数多ある子供主役映画中でも、その世界軸が完全に子供の視点で固定され、周囲の大人た
いま渋谷駅前からセンター街周辺のストリートは、ズートピアだらけになっています。MAPを眺めるとスクランブル交差点を起点に、道玄坂のTOHOシネマズ〜センター街全般〜井の頭通り〜ディズニーストアがある公園通りまで。「ようこそ!ズートピア渋谷へ。」
『ストレンジ・ダーリン』(アメリカ)本作は鑑賞前にネタバレを踏むと致命的なので要注意。冒頭、悲痛な表情で逃げる女性レディ(ウィラ・フィッツジェラルド)を正面から捉えたスローモーションで始まり、正体不明のシリアルキラーが街を恐怖に陥れていると
『ファンファーレ!ふたつの音』(フランス)難病、家族、楽団、格差といった重層的なテーマを織り込みながら、特定の視点に偏ることなくジャンルの枠に縛られない展開が終始意表を突く。あぁ次はこうなるのかな…という予想は幾度も軽やかに裏切られ、現代フ
バレリーナ The World of John Wickジュラシック・ワールド 復活の大地8番出口九龍ジェネリックロマンスソウルメイト海辺へ行く道九月と七月の姉妹ちあきの変拍子END of DINOSAURSわたしのゆくえチューリップちゃんアイスリンクあなたの代わりのあなた展Dea
『長崎 閃光の影で』(日本)お盆休みの早朝上映では親子連れの観客が目立ちパンフレットは完売。戦争体験を世代を超えて継承させる現場に立ち会った気持ちになった。原爆投下後の長崎で死線と向き合いながら必死に生きる3人の看護師候補生を描いた本作は、
『私たちが光と想うすべて』(フランス・インド・オランダ・ルクセンブルク)短編ドキュメンタリーで実績のムンバイ出身女性監督パヤル・カパーリヤーによる初長編。インド映画の既成イメージを覆す静謐で政治的な作品は、語られない沈黙の重みを通してインド
『ばけばけ』高石あかりの世間(SNS)での評判がすこぶる良過ぎる。これで完全に全国区メジャー役者になってしまった・・・彼女本当に上手いもんなぁ・・・今日は若かりし桃井かおりを彷彿させるような演技に脱帽。同時に観ている『どんど晴れ』が学芸会に見える(^^;
『入国審査』(スペイン)わずか77分ながら見応えのある問題提起作。全編ほぼリアルタイムで進行する極限の密室劇は、観終えたあとにスパイスの効いた短編小説を読了したような後味と、じわじわと精神を侵食する不快感が残り、突然のラストカットに呆然となる
というわけで、映画を観た勢いで『大長編 タローマン 万博大爆発』公開記念イベントへ渋谷PARCO 8階スペース「ほぼ日曜日」で『でたらめ!タローマン大万博』絶賛開催中(〜2025.10.19まで)タローマンはもちろん、映画製作で使用されたプロップや衣装がほぼコ
『大長編 タローマン 万博大爆発』(日本)2022年の東京都美術館で開催された「展覧会 岡本太郎」は、史上最大のTARO展という触れ込みに違わぬ濃度と熱量に圧倒され、全展示を観終えた頃には疲労困憊で座り込んでしまった。その会場で展示されていたジオラマ
かわいそうな世代かどうかは、私たちが決めること。『この夏の星を見る』(日本)コロナ禍により行動を制限された状況で、貴重な中高生時代を迎えた若者たちを描いた青春群像劇。短めのカットを積み重ねていく独特の演出スタイルが、不安定だった記憶の断片を
『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』(韓国)作品タイトルとメインビジュアルから恋愛映画を想像したら大間違い。よく見るとキム・ゴウンはウェディングドレス姿なのに、隣で肩を並べるノ・サンヒョンはカジュアルスーツで視線は互いの反対方向。そこに添えられ
帰宅後チャンネルはずっとTBS固定で世界陸上を見ながらの1週間。パリからまだ僅か1年なのに、世界のトップアスリートは進化しています。パリ五輪の復習を兼ねて。https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1988180660&owner_id=4380531ライルズ(アメリカ)vsトン
『F1 エフワン』(アメリカ)弱小チームに訳ありの老練アウトサイダーが介入し、勝利へ向けて団結していく――。まさに王道中の王道が奏でるハリウッド映画。最先端のレース映像による臨場感あふれる迫力、テンポのよい展開と焦点を絞った群像劇、観客が期
一昨日の東京は集中豪雨。そんな日が中日ドラゴンズ好きのクライアントとの年に一度のプロ野球観戦日でした。接待なので神宮球場のジャックロードシート(テーブル付きボックスシート)を確保して万全の準備をしていました。ところがあの大雨・・・神宮球場は試合
国宝ドールハウスF1 エフワン
ルノワール無名の人生顔を捨てた男
スーパーマンストレンジ・ダーリン夏の砂の上BAD GENIUS バッド・ジーニアスタイムズ・スクエア私たちが光と想うすべて
何も知らない夜星つなぎのエリオ入国審査
ファンタス
『新世紀ロマンティクス』(中国)ジャ・ジャンクー監督『長江哀歌』『帰れない二人』は鑑賞しているはずなのだが、ほとんど内容を思い出せない。本作最大の特徴はそれら過去作からの映像、未使用カット、ドキュメンタリー素材等を巧みに流用し、各時代のリア
『リロ&スティッチ』(アメリカ)実写化されたスティッチの可愛さには驚いた。架空の生物に対してリアリティを求めるのは少し奇妙かもしれないが、毛並みや質感の表現は見事で、ぬいぐるみが発売されたら買ってしまいそう。監督はストップモーションアニメで
◆グラスワンダー死す『ウマ娘』公式追悼「偉大な名馬のご冥福を心より」https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=8426543偉大なる名馬の追悼記事も最近は『ウマ娘』から発信されるのね。でもそのお陰で現役時代を知らない世代がグラス
『ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング』(アメリカ)シリーズ最終作とトム・クルーズ本人が明言しているので間違いないのだろう。これまでの敬意を表してIMAXレーザー鑑賞を選択。冒頭に短いながらもトムからのメッセージが流れる「これはみ
ゴーストキラーサンダーボルツ*未完成の映画異端者の家
今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は
お母さんが一緒水深ゼロメートルからたべっ子どうぶつ THE MOVIE新世紀ロマンティクス
サブスタンス
REVENGE リベンジサスカッチ・サンセット
『サブスタンス』(イギリス,フランス)鑑賞後あまりにインパクトが強かったのでコラリー・ファルジャ監督の長編デビュー作『REVENGE リベンジ』(2018年)も配信で鑑賞。血みどろのバイオレンス作品で、同じ監督の映像だというのがすぐに判るほど個性が前面
太田愛 待望の短編集「最初の星は最後の家のようだ」が刊行。長編大作が多い太田さんの小説はとっつきにくいと言われることがありますが、読み始めてハマり込んだら、それはもうシドニィ・シェルダンの比ではないのです。今回の短編集はサクッと読み切れるので
『最後の乗客』(日本)主演は『侍タイムスリッパー』で風見恭一郎を演じた冨家ノリマサ。55分の短編上映では劇場内のあちこちからすすり泣きと嗚咽が聞こえる。途中で結末の予想はほぼつくし、終盤はかなり直球の会話劇になるので俯瞰して観てしまった自分は
『片思い世界』(日本)鑑賞後に感じるのは高揚と同時に、誰かと物議を醸したくなるような気持ちが強くなる問題作。なにか少し騙されているような脳内に残る異物感が綯交ぜな残像となる。まずこの映画は非常に重要な基本設定部分を、鑑賞前ネタバレ禁止対象と
『Flow』(ラトビア,フランス,ベルギー)台詞も字幕もないアートムービー的アニメーションは、ナチュラルな風景世界に水彩画のようなデフォルメの動物達。巨大な猫像が聳え立つ屋敷のベッドに1匹の黒猫が肌を擦り寄せる様子は、かつてここで飼主と寝食を共に
『ANORA アノーラ』(アメリカ)カンヌ国際映画祭パルムドール受賞はハマっていると思うが、アカデミー賞でこの作品が5部門タイトル獲得というのは意外。既成概念にとらわれない奇を衒った仕掛けを特筆して、鑑賞側に深く考えさせる芸術的余韻を好むパルムド
『エミリア・ペレス』(フランス)スリランカ反政府ゲリラ兵士が偽装家族を伴う葛藤を描いて、2015年のカンヌ映画祭パルムドールを受賞した『ディーパンの闘い』が強烈で、その鬼才ぶりを記憶するジャック・オーディアール監督による新作。アカデミー賞では主