ビニールハウス

盲目の老人と認知症の妻の介護の仕事をしている中年女はビニールハウスで生活をしていて自身の母親も認知症。少年院から戻ってくる息子と生活するために仕事をしなければならないのだが、介護している認知症老妻からは罵詈雑言を投げかけられ心身ともに疲労困憊。グループセラピーで知り合った若い女は懐いてくるが度を越して気味が悪い。襲ってきた認知症老妻を振り払ったところ当たり所が悪かったのか死亡してしまい、盲目の老人を何とか胡麻化そうと自分の母親をその家に住まわせる。
不運の連鎖がこれでもか、と続く韓国の社会派映画。
サスペンス映画だと思って見たところ、そんなエンターテインメントの要素なんか皆無の重たい内容だった。これが韓国の現実なのか、日本でもそうなのか。
凄まじい映画を見てしまってゲンナリしてしまう。