小型スピーカーのセッティングは難しい。
達人レベルになると、逆にそれがメリットになり、音場や定在波を自在にコントロールしたりする。
しかしそれは、オーディオ専用ルームで自由な位置に置けるという前提もいる。
私はそういうレベルでなく、単純に、グラつきなく耳の高さに持っていくのに四苦八苦。
ビクターのV1やパイオニアのTAD系の小型スピーカー持っていたが、どうにもスタンドがひどい感じで、自作系のスワンのような、単体で耳の高さにいくスピーカーの楽さにハマった。
当時は測定機もなく、おそらくひどいバランスで、床鳴り含めて聴いていた。
たぶん50ヘルツ前後がひどく盛りあがって、そこにサブウーファー入れたり。めちゃくちゃである。
とはいえ、いまはウェルフロートボードがある。
これは賛否あるが、小型スピーカー直下は無敵ではないだろうか。
上板がブルブル微振動し、下板からスタンドは揺れないのだ。
昔の不甲斐なさにリベンジをしたいと思っていて、今回かなった。
しっかりしたスタンドに、ソルボセインでウェルフロート。
コードの350ワットのパワーアンプ。
少し背が足りないのが万全でないが、これ以上は望めない布陣で、小型スピーカーをフルにドライブできた。
もっとも、もっと安いアンプでも、相性よければうまく鳴りそうではある。
QUADの真空管アンプは売れ残っているのでアムレックのデジタルチャンデバ入れる際には100ヘルツ以上で使ってみたい。
小型スピーカーについては、現代スピーカーでは、低域が下まで出ないとかいうことはないようだ。
こちらの環境によるのだろうが、40ヘルツ辺りから出ていて、むしろ50ヘルツと60ヘルツは出過ぎで処理がいるという測定結果。
ただし、100ヘルツが猛烈に落ちる。
小型スピーカーの個人的な問題点は、音像がミニュチュア化してしまう感じだと思う。
そこそこ音量出せる環境のため、箱が大型のシステムと、オーケストラ再生で比較したときには気になってくる。
上記の50ヘルツ、100ヘルツ問題は、チャンデバとサブウーファー入れると測定上は解決するのはわかっているので、これから実験になる。
ウィーンは、若い頃に2回行った。
当時はネットでチケット予約ができず、現地でチケット確保に動き、ムジークフェラインザールでは、小ホールのブラームスザールでシューベルトの歌曲を聴いた。
そのとき、大ホールでは、日本人アマチュア?で第九をやっていた。音漏れで聴こえていた。そんな第九なんて神聖なるムジークフェラインで聴きたくはなかった。
終演後、必死で大ホールに忍び込んだら、鍵がかかってなくて入れた! シャンデリアは消えていたけれど、指揮台をみて、ここでクライバーたちが振ってたんだと思った。
病気の知人が、ポリーニのベートーヴェンに思いがけず生の喜びを貰ったという。あれは、一部ムジークフェラインで録音されているのだった。
そんな思い入れのあるウィーンのスピーカーを、サブウーファー入れてもう少し調整してみたい。
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