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2022年07月12日02:31

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とても気持ちよく楽しめるアニメでした。長いけど(笑)。京極義昭監督「映画 ゆるキャン△」(2022)。

僕はテレビアニメの「ゆるキャン△」を第1シーズンと第2シーズンを全話録画しました。だからソロキャンプが好きな志摩りんと、キャンプ初心者から“野クル”の中心人物になる各務原なでしこの関係や、野クルの同僚たち(犬山あおい、大垣千明、斉藤恵那)というキャラ名を、かろうじて冒頭10分以内に全員思い出しました。

今回は高校を卒業した彼女たちが社会人となり、大垣千明が山梨県の観光推進機構に転職して野クル仲間とキャンプ場設営計画に乗り出すという展開でした。孫娘たちの高校生活を眺めて悦に入っていた爺としては、なかなか複雑な気持ちです。そもそも犬の“ちくわ”が誰の飼い犬だっけとなってましたし。←正解は斉藤恵那。彼女は横浜でペットトリマーをしていました。

お気づきのとおり、登場人物の名前や苗字が中部地方の地名にちなんでいます。野クルの担当教師である鳥羽先生もいるでよう。←“ぐび姐”と呼ばれていて、成人した大垣千明が二代目を継ぎそうなんて、うるっと来てしまうところですだ。ちくわが老犬になって死にそうなのも痛い。

ということで、志摩リンがスクーターでなく祖父のバイクを受け継いでいるところや、しかしスクーターもまだ健在だったりするなど、シリーズ物ならではの楽しさも満喫できます。2018年に高校生だった彼女たちも、みんな成人していました。11月13日に“久々の土日だ”と言ってるから、2021年の設定で始まっているのかな。つまりキャンプ場開業はこの秋からか。

志摩リンが名古屋の出版社勤務で、桜通線の丸の内駅が最寄り駅らしいのですが、背景のビル群に“未来都市か?”と驚いてしまいました。名古屋へはもりぞうとキッコロのころ以来足を踏み入れてませんや。犬山が小学校教員となっていて、生徒たちから“あおいちゃん”と名前で呼ばれているのもいいな。チビ犬子(妹=あかり)も健在だし。

といろんなことを考えながら楽しみました。でもアニメで2時間は劇映画の3時間に当たる印象です。←あくまでも個人の意見ですけどね。そして志摩リンが本栖湖のキャンプ場を取材する場面があって、この逆さ富士は紙幣の図案だったよなと思い出しました。でも5000円と1000円の2種類に使われていたんだ。

そしてダイヤモンド富士が楽しめる新キャンプ場、完成が楽しみです。って、アニメ内の話だけか? かまへんかまへん、どうせ僕は実際にキャンプなんかしないから。でも、昭島方面には息子に頼んで連れて行ってもらおうかな。なでしこの勤務先に立ち寄って、キャンプ用品に触れてみたい。きっとなでしこみたいな店員さんがいると思うし。

というように、様々に思いを馳せることができる楽しいアニメでした。そして同時に、時間は着実に経過しているのだという“現実”にも気付かされます。ちくわが老犬であるように、爺は志摩リンたちの記憶の中にしかいないのかも。息子が志摩リンの祖父の年令になったとき、この映画をもう一度見直してどう感じるだろうか、などと夢を見るのでした。

入場サービスで「ゆるキャン△ 13.5」という冊子を頂戴しました。素敵なプレゼントです。しかし描き下ろしミニ色紙カードが、なんで鳥羽先生やねん! 三分の一の確率でドツボやんけ! ぐび姐は要らん、誰か犬山あおいと替えて! って、三種しかないならあと二人は志摩リンと各務原なでしこですな。犬山の色紙と替えたるという話が来ても犬山ならではのホラでっしゃろ。“うそやでぇ〜”というやつね。

写真3は、キャンプ場作りに手を貸す野クル仲間、“休日戦士作業レンジャー”です。
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