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2021年03月29日20:15

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ミュージック・ボックス

ハンガリーからの移民で良き市民、良き父親にして良きおじいちゃんのアメリカ人が突如告発される。ハンガリーの倉庫で文書が発見された、とのことで、戦時中にナチスの手先として市民を虐殺していた警察官だった、とのこと。弁護士である娘に弁護を依頼し、父の無実を信じる娘は数々の証言を覆し、無罪確定まで持ち込むのだが…。
30年ぐらい前のコスタ・ガヴラス監督作。そんな映画が何故名画座で2日間だけ上映されるのか謎だが、公開当時見ていなかったので見ることにした。
コスタ・ガヴラスといえば数年前に訃報を聞いたのだが、実は誤報だったという変な事故があったような。だいぶ前に仕事の関係でフランスに行った時にコスタ・ガヴラス監督の新作のポスターが街中に貼ってあって、見たいなあと思っていたのだが、その映画は結局日本公開しなかった。
本作だけど、ずっしり重たいテーマをエンターテインメントとして見せていき、それでも最後の重たさが何とも言えない嫌な感じを引きずらせる。あの父娘はこれからどうなっていくのだろう、現実にこういうことってあるのだろうな、と少しだけ感じてしまう。
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