1960年代から70年代にかけて、ラジオの深夜番組「走れ!歌謡曲」で絶大な人気を誇った女性DJが発癌し、やがて小さな娘と家族を遺して亡くなってしまった実話を秋吉久美子主演で描く感動作。
「走れ!歌謡曲」は聞いたことがなく、自分はもっぱら「オールナイトニッポン」を聞いていたのだが、深夜仕事の帰りのタクシーの中ではよくかかっていたものだ。確か今月で終了するんじゃなかったかな。
映画の方は、お涙頂戴ものではあるのだが、秋吉久美子の自然体の演技がいい感じで、実在の人間の息づかいが感じられる。
若くして癌で亡くなる、というのは何と悲しいことだろう。無駄に歳を重ねている自分って何だ、と何とも言えない気にさせられる。
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