鬼戦車Ｔ−３４

独ソ戦でドイツ軍の捕虜になったソ連兵から無作為に選んだ何人かを戦車に乗せ、ドイツ軍の戦車の練習用に敷地の中を適当に動かせていたところ、ソ連の戦車が反撃に転じて敷地から逃走してしまう。
近年の戦争冒険活劇の傑作「Ｔ−３４　レジェンド・オブ・ウォー」は本作のリメイクだった。そんなことは全然知らなかった。このようなソ連の映画が１９６０年代に作られていて日本公開もされていたとは。
リメイク作はエンターテインメントになっていたけど、本作は重くて暗いリアリズムの映画だった。面白くはない。
昔のソ連の映画で登場人物が外国語を話すと同時通訳のようなロシア語が聞こえてくるが、どうも鬱陶しい。最初からロシア語で吹き替えてもらった方が見やすいのだが。