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2020年07月26日13:00

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WAVES/ウェイブス

フロリダに住む高校生の青年はレスリングの選手として日々猛練習に励んでいる。肩の不調を病院に診て貰ったところ回復不能なまでに負傷していたことがわかり自暴自棄になる。恋人との関係も悪化し、取り返しのつかない事態に陥ってしまう。青年の妹は傷心状態で過ごしているが新しくボーイフレンドも出来て徐々に心の傷も癒えていく。そんな折、ボーイフレンドの父親の死期が近いと知らされ、子供の頃以来会っていないという父親に一緒に会いに行く。
兄妹の絶望と再生を縦横無尽に動くカメラワークと過剰なまでの音楽とビスタサイズ、シネスコサイズ、スタンダードサイズと画角を変えながら描く今時の青春映画。
前作が「イット・カムズ・アット・ナイト」というホラー映画だったとは思えない俊英のトレイ・エドワード・シュルツ監督作。この人はホラー映画の人だと思っていた。
なかなか浮き沈みの激しいストーリーを共感をもって見せる手腕は大したもの。
常に音楽が鳴っているけど、こういう今時の音楽は悪くないとは思いつつ敢えて聞こうとは思わない。だから音楽に込められたテーマとかは読み取れない。
妹は救われるような気がするが兄の方はどうなんだ。この家族の未来は大丈夫なのか。ハッピーエンドではない現実の厳しさも感じてしまう。
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