荒涼とした砂漠の一軒家に暮らす姉妹のところに流れ者が現れ、車椅子の兄と流れ者は人力飛行機を作ってここではない場所に飛び立とうとする。
SF映画監督の印象が強いアレックス・プロヤス監督のデビュー作で30年ぶりぐらいのリバイバル公開。当時は見ていなかったけど砂漠と青空のビジュアルが強烈で、ああそうだったのか、アレックス・プロヤスの映画だったのか。デヴィッド・フィンチャーの学生時代の自主映画だと何故かずっと思っていた。
初めて見る本作だけど、若気の至りのような荒削りだけど初々しい魅力があって、変なファンタジー映画として見ても結構面白いんじゃないか。最近はイマイチな感じの監督だけどこんな処女作を作り出すぐらいの才能があるので、また独特のSF映画を見せて欲しいものだ。
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