ギックリ腰によく効きました（お尻ゆらし）

語り･朗読の会の水曜クラス本日が本年最後の日ということでギックリ腰を押して出られた方がいました。
ここ2−3日筋肉労働をやられたのとここのところの寒さ続きで発症したようです。

背中を丸め身体を斜めにして入ってこられました。
70代の女性で普段は身体が非常に柔らかい方です。
そこで早速、毎回稽古前にやっている「お尻ゆらし（その場お尻歩き）」をお勧めして
やってもらいました。

彼女は「自分のはギックリ腰であなたのは股関節でしょう。」
（違うのじゃないですかといいたいらしい。）

だけど効くんですよ。股関節は上半身と下半身の調整役のようなものです。
つまりは下半身の異常には多少なりととも効くのでしょう。
特に大きなパーツの効きがいいようです。

腰の痛みのない方を先にやった方が、安心して動かせます。
その後で痛い方も痛みなくやれるいうならばやってもＯＫと思います。
でも痛みが出るようならばウンと弱くして、それでも痛みが出るようならば痛みの出る側は控えたほうがいいでしょう。

もう一つお勧めした、親指伸ばしエクササイズです。
しかし彼女の場合、手の指に力を入れて使われるクセがあり力がなかなか抜けません。
そこでこれは中止して、親指握りエクササイズにしました。
両手の末端の毛細血管を刺激して血流がよくなるだろうと仮説をたてました。

語りの稽古の片手間でありましたが、この二つのエクササイズだけで見違えるほど好転してきてキョトンとした感じでした。
普段は姿勢が抜群にいいかたですし、その所為で効きがよかったようです。