mixiユーザー(id:64140848)

2019年03月16日08:59

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3月14日はパイの日

昨日の新聞を見ると、「小数点以下31兆4159億2653万5897桁まで円周率を計算した。」と出ている。以前の記録は22兆4000億桁らしいので、大幅な記録更新だ。しかも、円周率の最初の14桁である「3.1415926535897」に合わせた、というシャレまでおまけに付いている。

31兆4千億桁の数字を収納するだけで、約16兆バイトものメモリーが必要となる。それを算出するとなると、その何倍も大きな記憶域が必要となるだろう。近年のメモリーの大容量化・低価格化があってはじめて可能になったと言える。(私などはこの記録達成よりも、一兆バイト(TB)単位のハードディスクが町の電気屋さんで市販されているという現実の方がはるかに衝撃的である。)

しかし、31兆桁もの数字を計算するのもコンピューターなら、それを検証するのもコンピューターである。計算するプログラムと検証するプログラムはもちろん人間が作成し、目視チェックをするが、31兆桁の数字そのものは人の目に触れることもなければ、それを使用してなにかの実用的な計算がされるわけではない。31兆4千億桁の存在論的意義というのは一体何なのだろう? 実を言うと、314万桁との違いがよく分からないのだ。
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