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2019年01月13日21:23

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吉村芳生

フライヤーから想像していたものを超えていました。

吉村芳生
〜超絶技巧を越えて〜
@東京ステーションギャラリー
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鉛筆や色鉛筆による写実絵画。
昨年の展覧会でベストテン入りさせている方がいらっしゃったので
終了間際にさらりとみてきました。

東京ステーションギャラリーで拡大写真を格子状に分割してうつしとった 
モノクロの作品をみたことはあって 
なんと途方もない時間が刻み込まれているのかと思っていましたが 
今回はカラーの作品もあって見ごたえがありました。
 
カラー作品は故郷のコスモスからはじまったそうですが 
記録やいわゆる植物画とも違う独特な感じです。 
それは色鉛筆という素材からくるものなのかもしれません。 

圧巻だったのは《未知なる世界からの視点》2010 
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幅10mを超す大作です。 川岸にひろがる草花と水面のゆらめきを描き、上下をひっくり返して 完成としたというのが面白い。つまり空のようにみえるのは水面。 白く抜けている枯草はどう描いたのでしょう。色鉛筆ですからね。 塗り重ねがそれほどきくとも思えない。 
上記作品のほか《ドローイング・金網》のクリアファイルも買いました。 
草間弥生の 《infinity net》を思わせるエンエンと続く金網。
好きだなこういうの。
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1月20日まで。
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/201811_yoshimura.html

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