C'mon, baby アメリカ

DA PUMPの「U.S.A.」という歌を聞くと、なんだか心がざわつく。落ち着かないというか恥ずかしいというか、そんな感じがする。やっぱり、恥ずかしいという気持ちが強いような気がする。どうしても「アメリカ」というキーワードに反応してしまうのだ。
私の子供の頃は、アメリカという国の存在感は今よりもっと巨大だった。まだ敗戦の記憶もまだ鮮明に残っていた。日本にいる白人すなわちアメリカ人は体格も立派で見栄えもよく、いかにも日本人より優越的な民族のように見えた。テレビのドラマもアメリカのものが多かった。テレビの画面を通してみるアメリカの豊かさにあこがれた。いろんな意味でアメリカにコンプレックスを抱いていたのだ。

♪　C'mon, baby アメリカ
♪　ドリームの見方を inspired

うーん、どう考えても恥ずかしい。「アメリカ」という国名を連発するのも恥ずかしいけど、"ドリームの見方を inspired" ってなぜ一部分だけ英語になっているんだ。人生幸朗みたいに「責任者出て来いっ！」て言いたくなる。(言わないけど‥)
しかし、明るく歌い踊っている若者には全く屈託がない。おそらく、私だけがこだわり独り相撲を取っているのだろう。現代の若者には、私のようなアメリカに対するこだわりなどというものは無いのだろう。