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2018年12月07日06:32

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ア・プリオリは難しい?

「論理」について議論していく中で、ア・プリオリという概念を理解するのは意外と難しいということがよく分かった。やはり、言葉による表現というものが経験を通じて初めて可能になるわけで、ア・プリオリなものはア・ポステリオリなものと混然となっているからだろう。純粋にア・プリオリなものを抽出するのはやはり難しいのかもしれない。
「1+2=3」だって教えてもらわなければならないじゃないかという話になりがちだ。数学は論理によって構成されているが、その形式は人工的に作られている。だから、ある意味数学がア・ポステリオリであるというのは当たっている。しかし、その中にある論理がア・プリオリなのだと言ってもなかなか通じない。むしろ、無矛盾律などの論理法則はア・プリオリでないと思う方が難しいような気がするが、なかなか話が通じないのはなぜだろう。
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