会場が極寒。
そして意外にも単眼鏡大活躍。
ミケランジェロと理想の身体
@国立西洋美術館
彫刻展はあまり行かない方で
今回も開始以来1ヶ月迷っていたのですが
だぜんその気になったのは
イメージソングを園田涼くんが担当し
江國香織さんの歌詞で中川晃教さんが歌っている、
と聞いたからです。
それほどファンではないけれど「ソノダバンド」の頃から、いや実はその前から彼のピアノは結構聴いていますし
いまは「ソノダオーケストラ」で音楽をやっているのですねえ。
…とまあ不純な動機。
さて肝心の展覧会ですが
ミケランジェロの真作2点を目玉にして
古代ローマ・ギリシャからルネサンスの彫刻を通して
理想の身体美を紹介するものでした。
冒頭に「単眼鏡大活躍」と書いたのは、古代彫刻のブロンズ模写の小品やメダルか結構あったからです。
複製が小さかったのはもって歩けるし触れるからだそう。
ミケランジェロの作品は《若き洗礼者ヨハネ》と《ダヴィデ・アポロ》。
イメージソングは後者のために製作されたもの。
アッキーの高音がそれはそれはきれいでした。
(そのために音声ガイドを借りたので)
あ、31日(金)には西美の講堂でミニコンサートもあるようですね。いいな。
9月24日まで。
http://michelangelo2018.jp/index.html
撮影スポットのラオコーン
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西美の収蔵作品展示は膨大ですが、いつも少しだけは見るようにしています。
今回はギュスターヴ・クールベとゲルハルト・リヒターのコラボ展示がありました。
それぞれ時代の最前線にたつ(たった)画家であり
リヒターのダイニングにはクールベが掛けられており、
隣の部屋にはリヒターの《シルスマリア》があるのだそうです。その再現。なんとも贅沢。
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