カロル・ラマの《アルカディア》。
黒と白のカンバスを錆びた金属面でつなぎ、大きなクリップからチューブを垂らす。
素材もピカピカのものは使わない。盛り過ぎない。
タイトルは牧歌的でも、クールでした。
工藤哲巳×カロル・ラマ
@ファーガスマカフリー東京
この春東京に進出したNYのギャラリー。
第二弾も素晴らしい展示です。
工藤哲巳といえば、鳥かごのなかに糸で巻かれたむきだしの人間の頭
などを配置したいわゆる「増殖的連鎖反応」による哲学的な作品が有名です。
今回も期待通りいくつもでていました!
抽象的な筒やお皿がカラフルな糸でぐるぐるまき、という作品もありましたし
凧も工藤哲巳がつくるとこのとおり。有機的です。
そしてこれ!《chromosome》
カロル・ラマは寡聞にして今回初めて知りましたが
2人展をするにふさわしく不気味に「身体」を感じさせる作品が多くでていました。
8月4日まで。
http://fergusmccaffrey.com/
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