列島に恋した
ピンパブ嬢のマンカス
きょうのてのひらで現象がよくなく
何かがマンカスに遺っているんじゃ
芳香馥郁たるマンカス
を惹起する青春の装置は
翳すてのしたで死ぬ魚介
光線強ければ
歯が乱れ、比例した音階も目茶苦茶
きみがドレス
を纏い降りてくる
ひらひらとイイ気に感電して焦げる
待つ
ことは季節の傷
ここに君の困り果てた下がる眉根も
雪でとざし、し
て
手を取り取られた白砂シコる
丘が暗いなら、きみ
か細い体温はさらに貴く
秒間にこの心臓は幾度
幾度となく危うい夢見る
甘く煮付ける衆生、地図
燃えるゴミ箱や約束と化石
血が赤い似姿をくいしばり
みおくれども雪が
化石に股がり青春を取り戻す
している
脇で冷徹なbeatに幅寄せす
書店で
書店の静かが鍋になるマンカスは鍋に成る
えぐみ
からみ
マンカスの
…鍋
赤いだけだった乳房が血を帯びて元気になりゅ
われらのまんかすの道が光る、寂る音楽と
鼓動
光を浴びて降りてくる
高らかに発声する誉れ
蛇や含羞の誉れ
方形に結晶する
枯れた田を縫い愛が翔ぶ
紅く
白い
戸惑うような
燃え滾るおれの
臓物
!
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