mixiユーザー(id:235184)

2017年02月14日07:05

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万死に値するもの

 文部省の元官僚が天下りに関して「万死に値する」なんてことを言ったそうです。
 別に死ぬ必要はありません。というか、この元官僚が死んでも何も日本に良いことはないし、そもそも「死んだら許される」なんて例を作ったらそれは「自殺の推奨」になってしまいます。私は他人を自殺させて喜びたいとは思いません。
 ただ、そこまで反省しているのだったら、天下りで得た報酬全額と不正なことで晩節を穢した責任分として文部科学省を辞めるときにもらった退職金全額、を国庫に返納あるいは日赤などに寄附したらどうでしょう。本当に死にたいくらい反省しているのなら、ですが。命を払えるくらい反省しているのなら、お金くらい払えるでしょ?

【ただいま読書中】『ソ連は笑う ──ソ連漫画傑作集』大木昭男 編訳、 エンタプライズ、1980年、1500円
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 ソ連の漫画(一コマがほとんどで、二コマ〜六コマのものも少し混じっています)の紹介ですが、風刺漫画が意外に多いのに私はニンマリします。風刺の小話は「ロシアの伝統」ですから漫画でも風刺が登場するのは当然ではあるのですが。ただ「ソ連」ですよ。うっかりにらまれたらエラいことになるのに、それでもきちんと風刺をする、のは勇気が必要だったことでしょう。たださすがに「共産党」を批判するのではなくて「官僚主義」をターゲットにしています。まあ、それはそうでしょう。命が惜しいし、それで意図はきちんと読者に伝わりますから。
 ただ、日本だったら一コマか四コマが主力になるでしょうが、あの「四コマ漫画」って、日本独特の形式なんでしょうか。私は子供時代からあの起承転結に身体が慣らされてしまっているので、そうでない漫画を見るといろいろ言いたくなってしまうのです。


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