mixiユーザー(id:235184)

2015年11月17日06:36

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流れに逆らわない態度

 株が上がっているから、と買う人は、下がったら売ります。
 これでは大儲けは望めそうもないですね。それと、市場の動きは増幅されそうです。

【ただいま読書中】『シャーロック・ホームズ氏の素敵な冒険PART II ウエスト・エンドの恐怖』故ジョン・H・ワトスン博士 著、 ニコラス・メイヤー 編、田中融二 訳、 立風書房、1977年、950円
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000J8U4B8/ref=as_li_qf_sp_asin_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B000J8U4B8&linkCode=as2&tag=m0kada-22
 「ウエスト・エンドの恐怖」と言って私がすぐに想起するのは、「イースト・エンドの切り裂きジャック」です。なんか捻ってあるのかな? というか、「シャーロック・ホームズ氏の素敵な冒険」の「PART II」ですって? 前作は、たまたまみつかった草稿、という設定でしたが、そうそう続けて都合良く別の未発表草稿が発見されたりはしないでしょ? 一体どうやるんだ? ということで、著者の策謀にひっかかって私はうかうかと本を手に取ることになるのでした。
 バーナード・ショウが殺人事件の捜査を依頼するためにやってきました。殺されたのは、あまり評判が良くない批評家。そして、ホームズとワトスンが会うべきは、オスカー・ワイルド。
 殺人事件は、連続殺人事件になり、警察は明らかに無理筋の“真犯人”を逮捕します。さらに不可解なことに、警察の検屍室から死体が二つとも消えます。警察医とともに。
 正直言って、前作の方が私は楽しめました。無理矢理重要人物だけセレクトして薬品を上手く飲ませる、とか、そもそもその薬品が○○だとか、ちと無理な展開が目立つもので。アードラーさんの新しいエピソード(ホームズの秘密の日記を発見!)とかだったら、私個人としては嬉しかったんですけどね。でもおそらく、シャーロキアンだったら狂喜乱舞しながら「ここにこんな仕掛けが!」と発見できるいろいろな遊びが本書のあちこちに仕込まれているのではないか、と想像はします。残念ながら、私はそこまでのシャーロキアンではなかったのでした。


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