mixiユーザー(id:235184)

2015年10月06日06:24

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ポイントカードの複雑な利用法

 私がよく利用するある店は捺印式のポイントカードとなっています。100円ごとにはんこを一個、それが百個貯まったら次の商品で500円引きとなる、というありがちな手動システムです。で、先日私がレジの列に並んでいると、私の斜め前の人が見事100個貯まって喜んでいました。そこまでは良いのですが、そこでなにやら不穏な雰囲気が。「今の買い物から500円引いてくれ」というリクエストなのです。ところが店員は「今日のお買い上げは443円で、そこから500円引いたらはんこが押せません。するとポイントカードが満杯ではないことになりますから、500円引きができないことになります」と。
 私はカードが満杯になったら素直に「次の買い物」で使っているので、こんなややこしい使い方があるとは思いつきませんでした。というか、443円買って500円引きを、と言うのは、つまりはポイントカードでお釣りをくれ、ということに? たしかそれはカードのどこかに「できません」と書いてあったと思うのですが。

【ただいま読書中】『陰陽師 ──瀧夜叉姫(下)』夢枕獏 著、 文藝春秋、2005年、1429円(税別)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4167528185/ref=as_li_qf_sp_asin_tl?ie=UTF8&camp=767&creative=3999&creativeASIN=4167528185&link_code=as3&tag=m0kada-22
 キーワードは「平将門」だけではなくて、もう一つありました。「20年間」です。平将門の乱から20年。陰謀の首謀者はある事情で20年待っていたのです。その陰謀とは、平将門の復活。
 ただ、陰謀が(いつもの超常現象はあるのですが)どうも“人間臭い”のが私は気になります。それと、当時都を騒がせた藤原純友の乱について、皆さんが無視している様子なのも。
 おっと、あまり書くとネタバレになっちゃいますね。今回は「名探偵」役の安倍晴明は孤独ではなくて、ちゃんと別の名探偵も(それも複数が)活躍してくれます。だけど、謎の解明にではなくて解決に一番貢献したのは、源博雅かな。上巻の冒頭で安倍晴明とかわした会話が下巻の最後にも登場して、源博雅が一番美味しいところを攫っていきます。いやいや、長編で登場人物がやたらと多いから、これくらい目立たないと“主人公”としては立場がありませんからねえ。


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