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2015年08月24日06:45

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夏休みの終わり

 私の時代には「夏休みは8月31日まで」で、寒冷地だけ冬休みを長くするために1週間とか2週間早く2学期が始まる、がキマリでしたが、最近はけっこうバラバラになっていますね。
 ただ休みの最後の日が近づくと「宿題をやってない」の悲鳴が日本中で上がっているのは同じようです。
 ところで、もしもとても痛い目に遭って悔い改めたら、同じことは繰り返しませんよね。それなのに毎年毎年8月の終わり頃に同じ悲鳴を上げている人は、どうしてその行為を繰り返し続けるのでしょう?
1)記憶力が無い
2)本当は痛い目に遭っていない
 のどちらかかな?
 1)だとこれは仕方ないですね。だけどまったく記憶力を欠いていたら、学校生活も家庭生活も送れないはず。すると2)の可能性? たとえば「悲鳴を上げたり泣いていたら、親が手伝ってくれた」だったら、これはちっとも痛くないわけです。それどころか「困ったら悲鳴を上げたら、誰かが何とかしてくれる」という“人生の教訓”を学べたわけ。まあ、それで一生が過ごせるのなら、それはそれでけっこうなことなのかもしれませんが。

【ただいま読書中】『昆虫たちの変態』海野和夫 著、 誠文堂新光社、2011年、2200円(税別)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4416211015/ref=as_li_qf_sp_asin_tl?ie=UTF8&camp=767&creative=3999&creativeASIN=4416211015&link_code=as3&tag=m0kada-22
 夏休みの自由研究の参考書に使えそうな本です。様々な昆虫の幼虫と成虫、完全変態の昆虫ではその蛹の写真が掲載されています。あまり見たくはないのですが、ゴキブリも登場します。彼らは不完全変態で、幼虫の時は細っこくて白いゴキブリですが。
 ところで、蛹の中では一体何が起きているんでしょうねえ。日付ごとに蛹を開けてみたくなりましたが、これをやっちゃうと、殷の紂王が妊婦の腹を裂いて胎児の発育状況を観察したのと同様のことを昆虫に対して行うことになっちゃいます。やっぱり残酷ですよね。
 ところで、どうして「変態」という手間を成長にかけるのかはわかりませんが、昆虫がこの地球上でこれだけ大繁栄しているところを見ると、その戦略は間違いではなかったようです。人類も行き詰まったら、この変態を採用したら、次のステージに進めるかもしれません。これって、変態の発想?


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