mixiユーザー(id:235184)

2015年08月12日07:07

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玉に瑕

 傷のない玉は数秒間視線をとどめてもらえます。小さな傷のある玉は長い間注目されさらにあれこれ論評してもらえます。

【ただいま読書中】『やさしい行列とベクトル』川久保勝夫 著、 日本実業出版社、1987年、1100円
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4534012306/ref=as_li_qf_sp_asin_tl?ie=UTF8&camp=767&creative=3999&creativeASIN=4534012306&link_code=as3&tag=m0kada-22
 私は高校でベクトルは習いましたが行列は習っていません。そのため大学の教養での数学で大苦戦をすることになってしまいました。とりあえず計算方法だけは暗記して試験はなんとか「可」をもらって落第は免れ、専門に進んでからは行列とはまったく無縁の生活になったからそれはそれでよいのですが、行列が私の人生にとってどんな意味があるのかがずっと疑問でした。というか、すでに行列の掛け算さえ忘れているものですから、もう一回基礎に戻ってみようと本書を借りてきました。
 まずは「ベクトル」と「行列」が同じものとして扱えることが示されます。ああ、こんな基礎の基礎さえ私はもう忘れていました。
 図形を回転させるのに行列が使えます。sin90度は「1」、cos90度は「0」だからこれで行列の掛け算を行えば90度の回転ができるわけ。連立一次方程式は行列の掛け算ではなくて割り算で求めることができます。さらに……というところで私の基礎学力は尽きました。もう「やさしい行列とベクトル」ではなくて「難しい行列とベクトル」の領域に入ったように感じるものですから、いったん撤退します。「あいしゃるりたーん」とか「あいるびーばっく」とか一応つぶやいてはおきますが。


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