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2015年07月29日06:41

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家電のもうけ

 家電量販店にたまに行くと、その品揃えに圧倒されます。こんなにたくさん売りたいのだ、という迫力に満ちていますから。で、その“前”の段階、製造会社の製造ラインにはもっとたくさんの製品がぎゅうぎゅうに整列しているのでしょう。
 だけど、「家電の販売」で最終的に一番儲けているのは、製造や販売の会社ではなくて、電力会社ではありません?

【ただいま読書中】『空撮JR車両基地』朝日新聞社 編、2015年、3800円(税別)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4023313785/ref=as_li_qf_sp_asin_tl?ie=UTF8&camp=767&creative=3999&creativeASIN=4023313785&link_code=as3&tag=m0kada-22
 鉄道の敷地は線路が敷かれた細長い物ですが、それが駅では少し膨らみます。それがもっと膨らむのが車両基地。 車両基地では、整備や修理、検査、洗浄、清掃、編成の組み替えなどが行われます。もちろん車両を使わないときの保管場所でもあります。
 本書では日本中のJR車両基地を空撮した写真集です。いやあ、迫力があります。特に新幹線車両基地の広大さには息をのみます。SL時代の車両基地では転車台(バックができない、あるいは苦手な機関車を乗せてぐるりと向きを変える機械)とそれを取り囲む扇形や半円形の車庫が特徴的でしたが、新幹線の場合には、フル編成の新幹線車両がずらりと何本も並んでいるのです。これはすごいや。別の意味ですごいのは、関東の幕張車両基地で、通勤電車がもうぎっしりと詰め込まれている光景です。仕事中には電車内が人で満員になるのですが、仕事をしていないときには電車で車両基地が満員です。
 本書に登場する車両基地のいくつかは、実際に車窓から見たことがあります。しかし、全然気にせずに通り過ぎているところもたくさん。ずいぶん目立つところにある“裏方”ですが、あまり注目されることはないでしょうね。だけど今度通過するときに気づいたら、会釈くらいはしようかな。


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