mixiユーザー(id:235184)

2015年07月17日18:19

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台風が接近したとき

 「ちょっと様子を見てくる」と海岸や川岸に行く人は、「様子を見」て「異常」だったら何をして「正常」だったら何をする気なのでしょう? 自分の命をわざわざ危険にさらすのですから、よほど大切な行動をする気だ、と思えるのですが、私には(特に水位が異常なときに)何ができるのかよくわからないのです。

【ただいま読書中】『だれがコロンブスを発見したか ──バックウォルド傑作選1』アート・バックウォルド 著、 永井淳 訳、 文藝春秋、1980年
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4163627103/ref=as_li_qf_sp_asin_tl?ie=UTF8&camp=767&creative=3999&creativeASIN=4163627103&link_code=as3&tag=m0kada-22
 開高健が絶賛するコラムニストの「25年間の執筆活動の集大成」だそうです。
 簡単には表現しづらいエッセイが並んでいます。現実に存在するみなが「そんなもの」と思っている者に注目し、その一部をわざと回線をつなぎ変えてみると、あ〜らなんて面白い現象が、といった趣の知的遊戯が次々と。
 たとえばイギリスの狐狩りは室内遊戯としての蝙狩りに姿を変えます。スペインの闘牛は牛の視点から語られます。結婚生活がテーマの章では「離婚カウンセラー(離婚させるためのカウンセラー)」が登場。フランスでのアメリカ人の生活は……これは相当創作がはいってますよね? でないとフランス人が怒り出しそうです。いや、腹を抱えて笑うかな。
 「諷刺」とだけ片付けるにはもったいない「面白さ」が本書には充満しています。「意味」を見出そうとして努力するも良し、ただ大笑いするも良い、それを決めるのはあなたの人生です。


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