mixiユーザー(id:235184)

2015年05月01日06:53

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ほっけ98円

 初めてほっけを食べたのは、北海道に行ったときでした。それまで見たことがなかったのですが、とても美味しくて好物になりました。で、最近はこちらでも手に入るようになって嬉しいのですが、年々魚形が小さくなってきています。日本中で食べることができるようになった、ということは消費量が増えて、乱獲によって育つ前に穫っている、ということなのでしょう。
 先日のスーパーのチラシに「ほっけ 98円」とありました。外国産のようですが、それにしても安すぎます。目をこすってよくよく見ると「100g当たり」と本当に小さな活字が値段の脇にくっついていました。なーんだ。ところで「g当たりの値段」だということは「骨は要らないから外してくれ」と注文をつけたら、安くなります?

【ただいま読書中】『バルバラ異界(3)』萩尾望都 作、小学館、2005年、505円(税別)/『バルバラ異界(4)』萩尾望都 作、小学館、2005年、505円(税別)
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 物語も半分を過ぎて、いよいよ謎解きが始まります。と言っても、“名探偵”はいませんから、まあなんともすっきりしない道行きです。こんなとき「推理小説に名探偵が必要な理由」がよくわかります。『バルバラ異界』は推理小説ではありませんから、良いのですが。
 渡会は他人の夢に潜るのが商売ですが、「他人の夢と自分の夢」「他人の自我と自分の自我」「地球と火星」「未来と現在と過去」など様々なものが自分の中で重ね合わされ続けることで「自分自身」が怪しくなっていきます。そのせいでしょうか、感情もどんどん不安定に。もともと感情がひどく不安定な母親(というか、母親失格の女性)もいますが。
 「魂の生まれ変わり」が「前世の記憶の引き継ぎ」という形で行われる、というのはなかなか説得力豊かなアイデアです。「自我」そのものが「記憶の集合体」とも言えますから。ただ、そのために必要な手続きが○○を食べること、というのはちょっとごめんなさい、ですが。


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