寝かせる絵本

　子供を寝かそうと本を読んでいて、自分の方が寝てしまった、という経験を持つ親は多いはず。まさか私だけではありませんよね。子供だけを寝かせて親は寝ずにすむ、という絵本がどこかにありませんか？

【ただいま読書中】『おやすみなさいダース・ヴェイダー』ジェフリー・ブラウン　作、とみながあきこ 訳､ 辰巳出版、2014年、1200円（税別）
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4777813843/ref=as_li_qf_sp_asin_tl?ie=UTF8&camp=767&creative=3999&creativeASIN=4777813843&link_code=as3&tag=m0kada-22
　オープニングはもちろん「スター・ウォーズ」の冒頭の“あの字幕”です。ただしその内容は……ダース・ヴェイダーが銀河を統治しようとしながら４歳の双子、ルークとレイアを統治しようとして「眠れ」と命じるのです。二人はいやがり「本を読んで」とねだります。本に登場するのは、スター・ウォーズの登場人物（と人物ではない存在）たち。みな夜になったら眠ります。たまに眠らないものもいますが。そしてそれを読んでいるうちにダース・ヴェイダーは……
　いやもう、こんな絵本を寝る前に読んではいけません。面白くて笑っている内に、絶対に眠気が吹っ飛んでしまいます。
　危険な本です。