村上春樹の中で、唯一読んでいなかった、最大の長編。
電車で読んでるが、疲れて集中できなかったり、躁鬱病になった同期とメールしてたりで、だいぶ時間がかかった。
小学校時代に手を握った男女が、20年の時を超えて出合うという、無茶な設定で膨大なページを費やす。
「独立器官」短編ひとつのほうが印象的だった。
昔ファンでなかったら、途中で読みやめていただろう。
とはいえ、想像力は不気味なほど。
NHK集金人や、宗教の信者や、廃業した弁護士や、しょぼい人間のしょぼい死にざまは、春樹ワールドではわりと新しいのかもしれない。
これではノーベル賞は取れないが、過去の作品はいいので、いつかとるのかもしれない。
そもそもノーベル賞の文学賞の基準って何?、という気もするが。
何かの文化を象徴するということだろうか。
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