冬の朝はシベリウスばかり聴く習慣があって、ロンドン旅行後のことなのだけど、今年も、最初はバッハであとがシベリウス、みたいなことが多かった。
もう春の声がして、だが、交響曲5番はどうだろう。
雪解けの晴れやかな響きがする。
交響曲5番は、気になる演奏がある。
カラヤンとグールドの、1957年の共演、このあとに、シベリウスの5番をやっていて、グールドはそれを聴いたとか、リハーサルにいたと思われる。
そして、無人島への1枚的な企画で、カラヤンのシベリウス5番をあげているという。
また、シベリウス自身が、カラヤンの演奏を絶賛している。
フルトヴェングラー時代から間もないあたり、1950年代のカラヤンとベルリン・フィルということ含めて聴いてみたくなる。
幸い、これがモノラルだがライブ録音があって、取り寄せてみた。
知り合いで、カラヤンのEMI初期録音80枚ボックスみたいな、フィルハーモニア管弦楽団とのモノラル中心のを20年ぐらいかけて聴いてる人がいるが、1950年代は、一周回って斬新なのだ。
ただ、これはやはり音質的に万全ではないため、グールドが推したと思われる、1965年録音のスタジオ録音が候補となる。
これもまたややこしくて、いまはハイレゾ音源がある。
で、24ビット192キロだから、最近のリマスタリングと思われ、不自然な音質操作は減った時期のはず。
期待に胸ふくらませたが、なぜかこれが人工的な、作られた空気感というか、色彩に違和感が。。
カラヤンぽいともいえるが。
シベリウスに人工着色料は似合わない?
たまたま、4番と6番の初期CDを持っており、25年も前に中古ショップでジャケ買いしたものだけど、AADという珍しい刻印がある。
これのリッピングが、とても自然で美しい音がする。
で、5番と7番の初期CDを中古で調べて取り寄せることにした。やれやれ(初期村上春樹ふうに)。
結果は正解で、これは世界遺産だ。
長くなったので、また次回。
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