遂に完結したエヴァンゲリオン。これは確かに完結したな。
意外な展開の連続で、あれれ、こうなるの、えっ、この登場人物ってこんな風にして出てくるの、というのが実に楽しい。
やがて南極に行っての最終決戦になるのだが、怒涛の展開に、おお!と感嘆しつつも実は何のことだかよくわからない。何だかわからないけど凄えな、と煙に巻かれたよう。「2001年宇宙の旅」のスターゲイトを通り抜けるあたりからのように。
ネタバレとかなんとか以前にどういうことか説明出来ません。エヴァンゲリオンとはこういうことなのだろう。テレビ版の最終回も嫌いではないのだが、そのあたりも包括しているような。とりあえずはミサトさんとシンジが和解できてよかった。
いままで「今日の日はさようなら」「翼をください」などの歌謡曲を使って印象付けるシーンがあったが、本作では何と「さよならジュピター」の主題歌が流れる。松任谷由実の歌ではあるけど、この歌が「さよならジュピター」の主題歌ということを知っている人はどれぐらいいるのかな。
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