雷鳥は頂を目指す・・・大きな横断幕が掲げられた。
ボクは初めて見た。J1に初昇格して、これほどまでに堂々と戦うチームを・・・・堂々と応援するサポーターを・・・・
得点のにおいはする。しかし、決まらない・・・・それはサッカーでは何度も見てきたことだ。
だが、山雅のサッカーには魂がある。恐らくこの試合を見たサッカーファンでどちらとも関係のない人は山雅のファンになったはずだ。
1−1で迎えた前半終了間際に微妙なジャッジで広島は1点を得た。そのまま試合は終わった。
いっぱいに入った観衆は試合終了後、静まり返った。これぞホームだ。
試合に負けてスタジアムがシーンとなるところは日本では数えるほどしかない。
そんな素晴らしいチーム・・・・・もう今は誰もが言わないが、ある一人の選手の魂が永遠に生き続けているチーム、それが伝統として語り続けられるチームはいつの日か必ずタイトルを得るはずだ。
サポーターの力こそチームの力なのだから・・・・・
反町監督が補強した選手のその多くがJ2の選手、昇格チームがJ1の戦力外の選手を取るケースが多いが、J2の前向きな選手を取ったことは興味深い。
山雅はJ2代表だ・・・・そう言っているように見えた。サポーターも同じだろう・・・・・・
優勝とか残留とかではない。魂で戦うチーム・・・・山雅・・・・
これからも注目したい。
2015年3月14日 Jリーグ第2節 (於 松本平)
広島2−1松本山雅(柏、オビナ、森崎)
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