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2024年05月12日19:20

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神宮スズメの独り言2024春〜35〜東大の大逆襲

東大は今日も頑張った。先発は駒場東邦出身の長谷川君。昨年のエースだった松岡君の一つ後輩だ。この駒場東邦には硬式野球部がない。あるのは軟式。しかしその軟式では関東の強豪である。

長谷川君は初回は三者凡退にとった。しかし2回には先頭の松下君に安打を許しパスボールで2塁を取られて吉安君のタイムリーで1点を許した。それでも無死1塁からは3人で押さえ後続を断った。そして試合は淡々と進んでいく。

法政の先発は吉鶴君。木更津総合出身の4年生、昨日勝利投手となった篠木君と同級生だ。東大はその吉鶴君から3回は連打で無死1・2理としたが無得点。しかし4回、山口真之介君の左中間の大飛球に法政の外野手が交錯して3塁打となり内野ゴロで同点とした。

東大は3回からマウンドに上がった鈴木太陽君が4回と5回に1点ずつを失って3−1と再びリードされたが、6回表に2本の安打で1死1・3塁から大原君の2塁打で同点に追いつくのだ。そして7回表には杉浦君がバックスクリーンに放り込む本塁打で4−3とリードした。吉鶴君は今秋のドラフト候補でもあるピッチャーだ。

意気上がる3塁側東大応援席。しかしその裏、法政は中村騎士君の内野安打に内海君もボテボテの3塁ゴロ。これも内野安打間違いなしという打球だったが、3塁手からの送球が打者走者と交錯して1塁手が後逸。一気に1塁走者も帰って同点。さらに無死3塁から犠飛で法政は再逆転した。

法政は8回にも2点を加えて7−4で勝利。しかし、自責点は互いに4で試合時間は2時間5分だった。昨日の試合は2時間1分。肝心なときにエラーが出てしまったが、それでも四球とエラーが少なければ相手の攻撃の時間の短く試合時間は短縮される。対法政戦は最近の大学野球としては極めて短くリズム感のある試合だった。結果は東大の連敗ではあるが、こういうテンポのいい試合をしていれば東大にも必ず勝機は訪れるとボクは思う。

法政は昨日も感じたが攻撃が淡泊で大量点に結びつけるチャンスがありながらも簡単に攻撃を終えている。次は早稲田戦。投手力では互いに上位を争うだけにいかに確実に点を取るかが勝負の分かれ目になりそうだ。今日は昨年のように武川君を1番に据えて1年生の中村騎士君も先発起用した。勝ち点を落とせば優勝の可能性がなくなる早稲田戦に向けてのどのように調整してくるか。楽しみな一戦となりそうである。



2024年5月12日 東京六大学野球春季リーグ戦 第5週2回戦(於 明治神宮野球場)
東大
000 102 100 = 4
010 110 22x = 7
法政

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