mixiユーザー(id:235184)

2017年11月16日07:02

94 view

代表辞任の評価

 ちょっと前に「国政ではなくて都政に集中するべきだ」と小池さんを批判していた人たちは、小池さんが希望の党の代表を辞任したら、褒めていますか? 「国政を投げ出すのか」と批判している人たちがいるのですが、まさか同じ人たちではありませんよね。

【ただいま読書中】『殴る女たち ──女子格闘家という生き方』佐々木亜希 著、 2010年、1500円(税別)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4794217846/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4794217846&linkCode=as2&tag=m0kada-22&linkId=170c4930e50c888dcefd019a2be8f95c
 パンチ・キックという打撃技に関節技を加えた「総合格闘技」の女子大会が初めて開かれたのは2000年12月、翌年から定期大会として「スマックガール」が開催されるようになりました。著者はその第2回大会を観に行き、そこから女子格闘技との緣ができます。
 本書で著者は「女性同士が殴り合っている!」を切り口とします。「女の顔」はある意味“特別なもの"ですが、それを殴る。「いけないものを観ている」という感覚と「競技のルール内なのだから、やってもいいのだ」という感覚、その両者を著者は味わい、それをライターとして伝えようと思います。さらに「実際に殴っている人」がどんな感覚を持っているのかにも著者は強い興味を持ちます。本書には、女子格闘技でトップレベルの10選手、それにリング・ドクターの女性も登場します。
 なかなかすごい経歴の人が多い。女子レスリングがオリンピックに採用される前に日本のトップになってしまって、別のところで「自分は一番だ」と確認したかった人。元SM女王(それも大人気者)だったから「殴ったり蹴ったりするのは好き」と言う人。付き合っている男が格闘技を始めたので共通の話題をという“不純な動機"で道場に通い始めた人。レスリングで全日本4位になりモデル事務所に所属していた「ミットを殴るのは大好きだけれど、人を殴るのには抵抗がある」人。殴り合いの姉妹げんかに勝つために道場に通い始めた不登校の小学生。ヒロインではなくてヒーローになりたかった女の子。
 本当に様々な人たちです。そして「相手の顔を殴ること」に対する感覚もまた、人によって様々。
 私自身は「女性同士が殴り合っている」点にかすかな違和感を感じる口ですが、それでも「競技」または「エンターテインメント」として成立しているのなら「相手の顔を殴るのはアリ」と思います。殴られるのは、いやですけどね。


0 1

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2017年11月>
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930